Fashion Theory in Modern and Contemporary Japan

花組の「はいからさん」さ、天丸と地丸は誰がするの…?(大切な役まわり)
小山有子のおしゃれ婆一代記

研究会「村上信彦再考」によせて 2

2017年03月05日 | Weblog



写真は、村上信彦『女の風俗史』ダヴィット社、1957(昭和32)年。



ファッションの研究をする!と決めてから、もう20年以上が過ぎました…。

村上信彦の『服装の歴史』や、当時出たばっかりのこぶし書房での復刻版『女について 反女性論的考察』を読み、ものすごく面白さを感じた反面、ものすごく落ち込んだのも事実でした。
それは今も続いています。

村上服装論は、ファッション/服装のことだけでなく、その服を身につけている人の状況まで描写するところが多々あって、あたかもその場面にいるような感覚に陥ります。
文字通り「ぐいぐい引き込まれる」ようなものです。
女性の置かれた状況が、女性のファッション/服装を規定している。
だからこそ、女性はスカート(キモノ)、男性はズボンという二つのタイプを固定化しているのだ。
それは単なるファッション/服装の問題ではないのだ…

ただ、その一方で、読後にどこかさみしい気持ちになったり、落ち込んだりもするのです。
わたしがしたいと思っていたファッション/服装の研究も、わたし自身の気持ちも、この方向なのだろうか…?
わたしにとって村上服装論は人を魅了する力が大きい一方で、「距離をとりたい気持ち」も大きくさせるものでした。

(誤解を恐れずに言えば、現在、村上服装論が(あんまり)人気ないのも、なにか理由があるのだと思います)

今回の研究会では、それをうまく整理することで、村上服装史/服装論の主張とは何であるのか、自分自身の理解を深めたいと思います。

(河原梓水論文の力を借りちゃって!)
(ここではモヤモヤしていますけど、実際はもっと具体的な話ばかりになると思います)




みなさまもどうぞご参加ください。






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