モノと心の独り言

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映像・音楽コンテンツもCMも、コストからみれば

2005-04-14 09:27:00 | コミュニケーション-メディア
日経BP、「メディア通信融合論の行方」での、
映像・音楽などのパッケージ・コンテンツ市場とCM市場との比較が面白い。
CMの配信こそ、ネットとTV(放送)の競合する場だとの視点です。
<映像・音楽コンテンツの市場規模は1.5兆円程度ということになる。これに対して日本の広告市場規模は5.8兆円、そのうちテレビ・ラジオの広告市場だけで見ても2.2兆円の市場規模>

映像・音楽は、映画館・演奏会場から、その映像・音だけを切り離してパッケージ化したもの。その流通ルートが複合化して、同時配信の放送チャネルか、随時配布のパッケージ販売・レンタルか、ネット経由の配信かと分かれてきたこと。メディア通信融合論は、流通チャネルの複合化や制作プロセスのデジタル化だけではない。

CMは、すでに映像・音楽の中にいり込んでいて、プレイスメントやCMテーマソングとして、
パッケージや番組枠とCM枠は、深くかかわりあっている。すっきり言えば、番組もPRもCMも、何らかのコストがかかっている情報は、コストを負担している人の意向を反映しているのでしょう。

メディアを放送や雑誌に限った場合、通信とメディアの融合は、制作コストを負担している人と、その制作コストを視聴や購買で還元しようとする人とのカスタマー・リレーション・マネジメントによるチャネル作りとなるのでしょう。
映画「トゥルーマン・ショー」のように、生活している姿自体がCMになる時代、生きることは消費する時代なのですから。

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