裏蓋が爆発？

ほら、電池の部分はぽっかり穴があいている。

「あら、電池がない！」「な、動くのが不思議やろ？」「光で動くんじゃない！」
私が半年もの間、不思議だと思い続けてきた謎を、ことも無げに、簡単に言い切る昼食卓テーブルの向こう側にお座りになっている、知能指数が低いはずの、縄文時代の遺伝子を受け継ぐお方。

き、き、き、君には科学的な「無限運動」という大ロマンは、な、な、な、ないのかね？

あ、もしかすると、光で充電して動く機能と、電池で動く機能と、両方持っているのか？
あああああ、なーんだ、光の発電量が多いとリチウムイオン電池に充電して、夜など動くのだ。
ただ、それだけのこと。それを、動かないという母親の言葉を信じ、裏蓋を開けて電池を交換しようと取り出してしまい、それでも動いているから、謎の深い穴に落ちてしまっていただけのこと。

あああ、お、お、おいどんは、桜島の噴火が................。

さあ、縄文人と期日前投票にでも行ってくるか。