24 黄釈天 Blog 「My Days」by Oldman(吉住)

H14-25年、400名の集団を率いて、破綻銀行相手に11年戦い完全勝利した元原告団長の下り坂人生、日々の戯言、残実録。

床紅葉

2017年11月22日 | 日記
テレビの旅番組で実相院の「ゆか紅葉」が紹介されていた。黒っぽいツヤツヤの床に、庭先の真っ赤な紅葉が映る。水に映るのとは、また一味違って、迫力がある。日本人の美的感覚はすごい、と思った。

京都はやはり、他とは違う完成された自然の「美」がある。日本各地にそれぞれの季節の自然の美しい景色はあるが、京都の「自然を取り込んだ美」には、人が手を加えているのだが、実に「素晴らしい」ものがある。春の桜でも、秋の紅葉でも、名もなき名工たちの叡智が詰まっている。

これこそまさに「百聞は一見にしかず」だろう。

「詩仙堂」や「三千院」と聞くと、学生の頃、よく京都まで友人を訪ねて、友人とともにオンボロ軽自動車で出かけ、京都を巡った懐かしい記憶が蘇える。友人の安アパートで、ラジオから聞こえる電波の中に、華やかな都会があった。
そんな時代があったのだなあ、と思い出す。


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