ケ セラ セラ

夢は南方気質

それでも春わ

2011年04月26日 | 雑記

桜満開の季節であった。頭をあげて花を見る気持ちも無かったが地震の揺れもほんの少し弱まった(油断大敵4がきちまったり)それでも裏庭に廻ってみると2年前に植えた桜が花をつけていた。 崩れてしまったもの・曲がってしまったもの・倒れてしまったもの・・などの事は一時忘れて山々を見回せば吉野より少し遅れて咲く山桜が満開。どんなに人々が悲しんでも、悔しくとも,怒っても・自然は何事も無かったように春を呼び花を咲かせそして夏ー秋ー冬と廻って行くのでしょう。  

自然の非情さその力の大きさ、恐れおののく日々だけれど昨夜はしばらくぶりにパジャマを着て休んだ(いつでも外え飛び出せる服装で寝ていたので)。 

少しずつ少しずつ普通に戻ったらよいのだけれど、いえキット戻るそう信じて。


そして

2011年04月19日 | 雑記

このところ震度6-5という揺れはなく静かであれば其れは又薄気味悪く、何処へ行くのも リックを背負いスニーカをはき、気はすこしも休まらない。知れば知るほど大きく被災された方々のお役にたちたいと思うが、我が家のくずれた屋根瓦やバラバラになった墓石を見ながら「どーしたものか」と立ち尽くしている私には何も出来ない悔しさがある。 

せめて出来る事でと茨城産のキヤベツ大洗の魚栃木のイチゴ群馬のきうり・・そして電力を最小限にと細かくチエックしている。 

一心にボランテァしてくださる他国の方々にテレビに向かってつい「有難うございます」といってしまう私だが・・昔亡き父母に(情けは人の為ならず)と教わった.情がありすぎて しっぱいばかりの父とその父に尽くし通して亡くなった母を考えれば此の言葉にそっぽを向きたい気分だったが、小さな日本の善意がおおきな善意となり今かって来ているのを見れば昔の人の教えの重みをつくずくと思い知らされる。 

人は一人では生きられないのだと今回の事で直いっそう思い知らされたが、娘の家から帰った私に「帰った?」と飛んできてくれる友人達に、共に乗り切ろうという思いがわいてき。世界中の友人達からのはげましや助けをけっして忘れずこの先も情をもって生き様と思う毎日なのである。


2011-04-18 16:11:49

2011年04月18日 | 雑記

何を書けば良いのでしょう、何を言えばよいのでしょう。其の日2011年3月11日2時46分私は部屋で少し早いお茶をと2杯めを飲み干した時でした。 ぐらっときた揺れは只ごととは感じられず横にあったバックを掴むと家の外えとびだしました。素人つくりの塀や門扉は倒れるおそれがある為庭を避けて農道へ。 このあたりは粘土つちで地割れの心配わありません、揺れは激しくたって居られず私は地べたに伏せていました。いえ何を書いてもむなしいかぎりです。電気がきえ水も出ない生活2日其のあとは息子に連れられ普通2時間でつける東京への道真っ暗闇の国道6号線を9時間かけて娘の待つ東京へそして初めて福島など東北の惨事をテレビで知ったのです。何と言う事でしょう神は?仏は?あの日を魔の日といわずして何といえば・・・・。こどもたちが心配して連れてこられたが帰る事は出来ない電車もとまっていて、高速道も、2週間の生活はとても長く感じられ。セブンイレブンに物が出て息子が迎えに来た今度は2時間でこれたそうで・・・今度は家で闘いたい何があっても・・そんな気持ちで茨城についてそうですあの魔の日から1ヶ月過ぎました。 

家は幸いかたむきがあったにせよ屋根瓦が落ちたにせよ住む事が出来,余震と原発の恐怖を背負いながらも普通の生活にもどるようにと・・・・家族や家をなくされた方家族や家を気にかけながら危険な仕事をなさっておられる方に心からお礼を言いたいそして一日も早く平和が来ますように祈る毎日です。