
本屋さんに平積みされた孫正義さんの顔が表紙いっぱいの本が気になり、著者を見ると佐野眞一さんでしたので、たぶん面白いだろうと思い買うことにしました。
「あんぽん」は孫正義さんが日本に帰化する前に使っていた「安本」という苗字を音読みしたもので、いわゆる「あだな」を表題にしたそうです。
まさに孫正義さんの評伝をドキュメントタッチで描いていますので、読み始めから終わるまでスピード感があり、厚いのですが一挙に読了してしまったという本でした。
孫正義さんはソフトバンクの社長ですからお名前は当然知っていますし、関連会社の社長さんとお話をしたことがありますので、孫さんの経営者としてのありようは知っているつもりでしたが、この本を読んでその背景をやっと理解することができました。
孫さんは私よりも年下であるにもかかわらず、まるで戦前生まれの経営者のようなハングリーさを身につけており、すざまじいばかりのスピード感で会社を運営していると聞いています。
なんでそんなに急ぐのか?その答えは本人だけが知っているのでしょうが(あるいは本人にも分からない)、そのヒントの一部はこの本の中にあるかも知れません。
少し前にスティーブ・ジョブスの評伝を読んだのですが、同じくらいの衝撃を受けました。