現在、シアノバクテリアにて砂漠化を止められないかという研究を行なっている。阿拉善は降雨量が200mm以下と少ないため、播いただけではなかなか増えてくれない。そのような中で、砂漠でも塩害地においてはpHが9前後のアルカリ性なのが、6前後の中性まで下がることが分かった。やはり水がどうしても必要になる。砂漠化を止めるためには、ある程度の植生と降雨量が必要であり、全くない裸地には人間の努力で種を播き、苗を植えるしかない。そうすれば少しずつでも植生が戻って来て、環境が良くなってくるだろう。シアノバクテリアは30億年前後に地球に誕生した。このシアノバクテリアが二酸化炭素を吸収し、酸素を出し、鉄イオンを酸化鉄にして海水中に沈殿させた。培養するとあっという間に増えてくれるが、影響を与えるようになるまでには長い長い歳月が必要なのだろうな。その長い年月の変化に比べると人の時代の自然変化はとても大きい。砂漠化した環境を変えて行くことが出来るのだろうか。それは私たち次第だろうか。
最新の画像[もっと見る]
- 黄砂 1年前
- 銀行による為替差 1年前
- 春の植林準備 1年前
- 雪の降り始めのウズベキスタン 1年前
- アラル海の縮小(アラル・ウズベキスタンフラッグプラン) 1年前
- 春がきた(コロナが終わった) 2年前
- G-shockでアラル海を緑化しよう 2年前
- Ready Forオイスカ幼稚園緊急支援募金について 2年前
- アラル海にて植林(秋植林) 2年前
- チャリティーディナーコンサート 2年前
pHを下げたいのならば、二酸化炭素が安く早いです。
海の酸性化
http://green.ap.teacup.com/biofuel/3771.html
鉄イオン 2価 3価 の沈降は 水素イオン濃度 pHに大きく左右されます。
pHは水溶液中での水素イオン濃度なので、水が必要です。測定の定義が水溶液だから、どうしても必要です。
研究の本筋は鉄の定着、沈降なのですか?
主従関係がどうなのかと興味を抱きました。