アラシャン通信(オイスカ阿拉善砂漠生態研究研修センター便り)

阿拉善からウズベキスタンのシルクロードの砂漠化防止活動配信。肉体疲労、更年期、男女不妊には日本最濃の薬味酒、遼伝来福酒!

ブラザー環境講演会in成都

2016-09-14 22:17:38 | 現地情報
今日は中国西南地域の四川省成都のブラザー分公司にて環境講演会を行なった。ここ成都は緑が多い町で、街中の湿度が高くガジュマルのような木々があり、まるで亜熱帯の様相をなしていた。普段、砂漠に行ったことも見たこともない職員の方に、砂漠化についてどう話せばいいかと悩んだが、砂漠化問題というのは、つい昨日起こったことではなく、またすぐに解決できる問題でもない。数世代の時間が掛かるため、緊急性としての課題になりにくい。そして結果がすぐに出てこない。2001年に植えた場所も2mくらいの灌木に育っているが、他から来た人にとっては、たったこれだけ?と思うこともあるかもしれない。そのような話から土壌を作る話までを広く話した。例えば普通の水はpHが7.5くらいだが、砂漠に生える植物の種子やシアノバクテリアを入れるとすぐにpHが5.4くらいまで下がる。「これはなぜなのか?」種子の周囲に酸性多糖類があり、この多糖類がpHを下げることや、中国発の生理学ノーベル賞を貰った内容が黄沙蒿というアルテミシア属の植物で、それがなぜマラリアに効くか?砂漠の植物になぜ身体の抵抗性を高めたり、滋養強壮、抗がん作用のある漢方薬が多いのか?こういった所からの謎掛けで、砂漠化を回復するためにはただ単に木を植えるということではなく、植生が回復するために土壌硬度を上げたり、pHをアルカリ性から中性にしたりすることにより、植生回復を回復させるなど、いろいろな方法があることを話した。また地球カレンダーの話をして、地球の年齢から私たちの年齢をみれば、1年を46億年として、ほんの0.3秒くらいの間の一瞬であり、この一瞬の破壊力の大きさがいかに大きいかという話から、後の世代の人類が住める地球にしなければならないという話をした。どこまで分かって貰えたかな。その後、分公司の皆さんで食事をした。とても楽しい一日だった。ブラザー中国の皆様、ありがとうございました。内モンゴルのクリック募金にご協力よろしくお願い致します。http://www.brotherearth.com/ch/top.html
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