センターの灌漑工事に着手している。理由は「人手不足」ほっておいた方がいいか悩んだのだが、先日、ある人の一言で火がついた「何?このセンター?」10年前は立派だったのだが、恥ずかしいくらい古くなってしまっている。冬は-20℃、夏は40℃の砂漠の風や照りつくような太陽の元では信じられないくらい劣化が進む。しかし直すにしても費用がない。先日、ものはない方がいいと思ったゆえんだ。ただ、将来、センターがボロでもこの場所が緑で美しくなれば、町の人も喜ぶだろう。そこで、悩んだ末に、水やりを自動化しようということで地下の灌漑パイプ466m埋設工事を行い、そこから約1kmの長さの地面のパイプに繋げ、そこから点滴灌漑パイプ、約8000mを繋ぐ大工事をすることにした。そして砂で詰まらないように遠心型の濾過器を設置する計画を作った。専門のところで見積もりを作ると「6万元」と算出された。「仕方ない、自分たちでやるか...」ようやく地下のパイプ設置が終わりました。まだまだ先は遠いです。砂地をショベルカーで掘ると、どこまでも「砂、砂、砂...」時々崩落する。それをスコップで掘り。。の繰り返し。改めて思ったのですが、このような砂地ではいくら水をやっても点滴などで少しずつやらなければ、「砂漠に水をやる」ようなものだ(実際に砂漠に水をやっているのがおかしい)。せめて粘土質の部分が少しでもあればと恨めしく思ったり。体力が続かず、思っていることがなかなかできなくなってきています。
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