The Alan Smithy Band

The band is on a mission.

ハウリンソロミッション完了しました!

2017年06月04日 | ASB活動日誌
ハウリンバーでの「フロントマン3人」ライブ、ミッション完了!

ひで氏です。


久しぶりのソロ引き語りということでとにかくあまり何も考えずに自然体で臨もうとハウリンへ。

ただ、何か刺激が欲しいと思い、先日いろんな事情があって私の元になぜか戻ってきたヨウジ氏のギターを持っていく。

Gibson J-200Jr。

J-200を一回り小さくしたモデルというのに、まだ大きい感じがするし、また良く鳴る。うるさいぐらいだ。

ネックも普段弾いているアコギに比べると太いので、ものすごく武骨な感じのするギターだ。

しっかりとピックアップがつけられアコギ化されていたのでつないでみたところ、
ちょっとしたストロークでもやはり音が出すぎてちょっとバリバリ言っている。

じゃ、じゃじゃ馬…

しかし見た目がなかなかにセクシーなギターなのでなんとも舞台映えする。
もう少し使ってみようと思う。それにしてもヨウジ氏に「使ってみていい?」と聞いたところあっさり「えーよー」とのことだった。
この信頼関係が心地よい。

フロントマン3人と名付けられたこのイベント、確かに普段バンドを背負っている3人である。
そう言われてみるとソロでやっているアーティストとは立ち位置が違うのだろうなぁ、と思う。

ソロアーティストはそれが完成形だが、
私ひで氏の場合は違う。ASBのボーカリストがASBの歌をソロで歌うということになるので、
いろいろはぎ取ってありのままを歌う、ということだ。


これが結構メンタルが鍛えられるのだ。


普段バンドで色々装飾したものを全部無くし、自分のつたないギターと歌だけで聴かせるのだから当然と言えば当然だ。


でもお客さんはとても心地よさそうに聴いてくれていたので、いつもやりながら「あ、これでいいんだな」と思える。

やるまでは「うーー」と思うが、終わってみるといつも「またやりたいな」と思えるのである。

ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました!





SETLIST
1. Collegetown Bagels
2. Looking at You
3. The Driving Waltz
4. Just for the Sake of It
5. 蛍
6. The Sound of Your Voice

アンコール
7. The Weight (Cover) with シュトウケンイチ、高木まひこ


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声の変遷。6月3日(土)はハウリンにてヒデ氏ソロ!

2017年05月28日 | ASB活動日誌
また一人、偉大なアーティストがこの世を去った。
Gregg Allmanが亡くなった。

この人がすごい!と思ったのは私ひで氏的にはこのアルバムを聴いて改めて実感した。


まぁタイトルに"celebrating the Songs and Voice of Gregg Allman"とあるくらいだ。Songsだけならわかるが、Voiceとはっきりタイトルに入っているあたりが、いかに素晴らしい声の持ち主だったかということがわかる。
もちろんこのアルバムはトリビュートなのでGregg自身を含む超豪華アーティストで構成されている。ご興味あらばぜひ。

ふと思ったが弦楽器や打楽器の昔の音を聞いて「このときの○○、若いなあ!」とか思うのだろうか。
当時の流行りの音なんかがあるので音色で時代を感じることはあるかもしれないが、叩き方で明らかに年齢がわかるというのは、本人ならわかりそうだが、基本は難しいように思う。

その点、ボーカルは色濃く変化する。

永く活躍するアーティストの作品をさかのぼれば、おおー若い!という声に遭遇する。
稀に全く変わらない人もいるけれど。

自分はどうなのだろうか、とアランスミシーバンドのファースト「Red Synapse」を聞き返してみると、

これが意外にも本人だからなのか、よくわからない。

ではもっと古かったらどうだ、とさらに自主制作CDRの音源までさかのぼっても、自分では判定できない。
自分は常にこの声だと思い込んでいるからなのだろうか。全く知らない人が前後を純粋に聴き比べればわかるのかもしれない…

そんな私ひで氏も、これまでたくさんのソロ弾き語りライブをやってきたが、
今回もハウリンバーでやります。

しかも共演にシュトウケンイチと高木まひこ君という関西インディーシーンを代表する素晴らしい歌い手、ということで非常に誇らしく思います。

ギター一本で歌うと本当にボーカルが浮き彫りになってその良し悪しがはっきりと出る。
その意味でも非常に大きなチャレンジだけれど、これまで弾き語りをやってきた経験ではっきり言えるのは、常に発見があり「いやーやって良かった!」と思えることだ。

自分の子供達ともいえる曲たちを、大事に歌いたいと思います。

ぜひお越しを。

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2017.06.03 SATURDAY- HOWLIN' BAR, OSAKA
大阪塚本ハウリンバー「幽玄紀行~フロントマン3マン~」

ハウリンバーが自信を持ってお届けする今回の企画は、関西実力派バンドのフロントマンを3人集めた超強力ライブ!それぞれのバンドで強烈な個性を放つ3人のボーカリストが繰り広げるソロライブ。これは相当に楽しい夜になること間違いなし!

open 19:00/start 19:30
2500円(D別 500円)
高木まひこ(高木まひことシェキナベイベーズ) / シュトウケンイチ(ザ★キャバレー) / 樫本英之(The Alan Smithy Band)
※アランスミシーバンドのライブではありません。ひで氏ソロライブです。

塚本ハウリンバー
大阪市西淀川区柏里2-1-19 石川ビル2F
TEL:06-4808-2212



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Searching for Andy Sturmer

2017年05月11日 | ASB活動日誌
ここ数年、Apple Music、いわゆる音楽配信サービスを使っているのだが、

自分のような人間にとってこんな便利なサービスはない。

ひで氏です。

古いアルバムを引っ張り出してなかなかゆっくり座って聞く時間が無くなってきている昨今、移動の合間にありとあらゆる音楽を聴けるというのは大きい。聞きながら別のアルバムやアーティストを想い出し思わず掘り返して検索して次から次へとアルバムを探し、目当てのアルバムがあった時の嬉しさ、また逆に未聴のアルバムなんかを発見した時のお得感… 邦楽にはめっぽう弱いApple Musicだが、懐かしさと新規開拓を同時に無制限で楽しめるなんて、私ひで氏のような人間にとっては夢のようなシステムだ。

また、ほとんどの場合電話で聞いているので耳元でイヤホンで聴いているというのが案外良い。細かいとこまで聞くことになるからだ。

音楽は記憶とセットだ。
記憶だけでなく、当時感じていた空気や微妙な感覚まで甦ってくることもある。

実はこれでは上手く言えていなくて、言うなれば音楽によって記憶が引き起こされるというよりも、
音楽の中に当時の記憶が紛れて一緒に鳴っているような感じがするのだ。だから耳元で細かい音を聴けば聴くほど鮮明に記憶や感覚が近くに感じられるような気がするのだ。

音楽的に、どうしても聞きたくなるという曲やアーティストというのはたくさんいる。

しかし稀に、「一体今どうしているのだろう」、そして「まだ作品を作り出しているのだろうか」と気になってしまうアーティストが居る。


その一人がAndy Sturmer (アンディ・スターマー)だ。




昔 Jellyfishというバンドがいた。

たった2枚のスタジオアルバムを出して解散してしまったバンドだが、
私はこのバンドが当時大好きで、今も色褪せることの無いこれらのアルバムを定期的に聴いている。


bellybutton (1990)



Spilt Milk (1993)


ボーカルのアンディの声は何とも言えないトーンで、キレがあり、セクシーでそしてなんといっても抜群にうまかった。
1枚目の荒削りな感じも、2枚目の一気にスケール感が増したバンドサウンドでもアンディのボーカルは常に圧倒的に素晴らしかった。
Jellyfishはこの2枚目のアルバムのツアーで来日している。

私ひで氏は、1994年の彼らのライブを見に行った。

当時はまだネット環境も整っていなかったので、アルバムを相当に聞き込んで臨んだ私は、アンディはドラマーでありながらメインボーカルを務めているということは知っていた。

しかしいざ彼等をステージで見た時、まさかドラムセットを前において立ったまま叩き、メインボーカルを取るスタイルなのだということを知る由もなく、その光景にものすごい衝撃を受けたことを覚えている。さらにライブの後半にピンクレディのU.F.Oを突然日本語で歌って、それがまた抜群に格好良かったのもまざまざと覚えている。

その時、アーティストとは、そして天才というのはこういう人かと思ったものだ。


Jellyfishはバンド内の確執で解散したのだが、その後多少メンバーのソロプロジェクトがあったり、アンディと奥田民生のコラボレーションやプロデュースやらいくつか名前を見聞きしたが、そのうちにそれも止まったようで、2007年以降あたりから全くもって見えなくなってしまった。

あれだけの才能に恵まれた、音楽の申し子のような人間が音楽をやめるはずが無い、と思うのだが、
あまりにも何も聞こえてこないのでもしかしたランディバースが牧場を経営しているのと同じように全く畑違いの事をしながら余生を送っていたりするのだろうか、などと勘繰ってしまう…ぐらい何も聞かない。


しかし私はことあるごとに、Andy Sturmerが何か発信していないかを定期的に確認してしまうクセがある。
そのくらい、私にとっては「勿体ない」と思わせる魅力があったアーティストだ。




弾き語り活動でもなんでも、歌い続けていてほしいと心から願う人だ。


あ!弾き語りと言えば、6月3日(土)は素晴らしいメンツの弾き語りイベントに呼んでいただいた。
ハウリンバーであの二人とご一緒します。

アンディの復活を望む人は多いと思う。アンディのように、なんておこがましいことはとても言えないが、自分もいつまでも歌って欲しい、と人から望まれるような作品を作り続けることができたら最高だな、と思う。



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2017.06.03 SATURDAY- HOWLIN' BAR, OSAKA
大阪塚本ハウリンバー「幽玄紀行~フロントマン3マン~」



ハウリンバーが自信を持ってお届けする今回の企画は、関西実力派バンドのフロントマンを3人集めた超強力ライブ!それぞれのバンドで強烈な個性を放つ3人のボーカリストが繰り広げるソロライブ。これは相当に楽しい夜になること間違いなし!

2017年6月3日(土)「幽玄紀行~フロントマン3マン~」
open 19:00/start 19:30
2500円(D別 500円)
高木まひこ(高木まひことシェキナベイベーズ) / シュトウケンイチ(ザ★キャバレー) / 樫本英之(The Alan Smithy Band)
※アランスミシーバンドのライブではありません。ひで氏ソロライブです。

塚本ハウリンバー
大阪市西淀川区柏里2-1-19 石川ビル2F
TEL:06-4808-2212

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ルーフキャリア・ザ・サバイバー

2017年05月09日 | ASB活動日誌
ルーフキャリアというものをご存じだろうか。

ひで氏です。

要は車の上に付けていろんなものを運ぶことができるもので、注意してみると結構付けている車を見かける。

実は私ひで氏、このルーフキャリアというものをひとから譲り受けていたものの、一度として取り付けずにガレージの隅っこに放置していたのだ。

ある時、日本を後にするドイツ人の知り合いの方から声を掛けられてもう使わないルーフキャリアいらんかいなと言われ、とりあえず神戸まで車で取りに行った。なんとか車にねじ込み持って帰ってから自分の車にそのまま付けられるのか調べてみると、土台となる部品は買い換えないといけないこと、そしてある致命的なことに気がついた。仮に部品を揃えて付けたとして、

車庫に入らないのである。

思った以上に高さが出てしまうのだ。

この事実にすっかり意気消沈してしまった私ひで氏は、急激にやる気を失いとりあえずこの大きなルーフキャリアを端に立てかけた。




ま、そのうちにね。


そう思っているうちに月日が過ぎていった。


ああ、部品買わないとなぁ。


そう思っているうちに1年、また1年と過ぎていった。


いかん。これではただのジャマな箱ではないか。
そう思った私ひで氏はモトヒロ氏に真剣に相談した。

「オークションとかで売れへんかな、こういうの?オレ、オークション全く使わんから、やり方わからんねん。」


モトヒロ氏:「いつでも言うてやー、代わりに出品するで!」


そんなモトヒロ氏のカインドオファーすらもスルーしているうちにまた月日が過ぎ、


そのうちに車が変わった。


車も変わったし、また部品も違うものになるんだろう。調べるのめんどくさいな…

しかもつけても車庫に入らないのは変わらないしな…


そうこうしているうちに、


なんと10年の月日が流れたのだ。


人間というは突如やる気になる時がある。

それは「明日キャンプに行く」というそれだけのことだった。

突如一念発起した私は猛烈な勢いと熱意で今の車に合う部品を調べ始めた。
そして近所のカー用品店に行って結構な額を払ってまで部品を買い揃えたのだ。最後は1万5千円ぐらいの出費になった。





勢いのついた自分を止めることはもうできなかった。
もはや意地になっていた私はなんとしてでも明日の出発までに間に合わせるべくルーフキャリアを取り付けることに成功した。


結果。






かさばって仕方なく、いつも座席をひとつつぶさなければ入らなかった荷物が面白いようにルーフキャリアの中に収まってゆく。
折りたたみのベンチやテント、タープ、テーブルなど今までテトリスの如く頭を悩ませながら四苦八苦して押し込んでいたものたちが吸い込まれていく。


…おれは10年もの間何をしていたのだ…!


しかし怒りよりもその効果に感動した私ひで氏は多少の出費にも大満足したのである。

キャンプから帰ってきて、とりあえずキャリアを外した私はこれまで置いていた定位置にキャリアを戻したわけだが、

設置部分にはプチプチを敷き、そっと乗せて立てかけたその上からホコリがかぶらないようにシートをかぶせた。「ご苦労様」とトントンまでした。
ものすごい待遇の変わりようである。



ただ、ひとつ恐れていることがある。


この話の結末はこのハッピーな部分ではないのではないかと。


読者の皆さんはご存知の通り、私は病的に物事を忘れやすい。


ご機嫌で遠出の外出先から帰ってきたそのままの勢いで入庫、
車庫の上部でルーフキャリアをけたたましい爆音とともにこそぎ落とし、近所の人が何事かと飛び出してくる…


やるならそこまで派手にやってみたいものだ。


何はともあれ、10年目にしてついに日の目を見たルーフキャリアを心から祝福したい。


彼は生き延びたのだ。サバイバーだ。


話しのついでに最後に「Eye of the Tiger」の一発屋と思われているが実は珠玉のメロディメーカーである素晴らしいバンド「サバイバー」を紹介しておこう。ご興味あらば。






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「そんな人」は必ず居る。

2017年05月03日 | ASB活動日誌
例えばこの恰好が今から行く場所にふさわしいのかどうか判断がつきかねる時。

そんな経験は誰にでもあるはずだ。

相談してみると

「ああー大丈夫、おるおる、そんな人」

と言われ、ではまあ…ということで良しとする。これも誰にでもある経験ではないだろうか。

ひで氏です。

今日、たまたまこのやり取りがあった。自分ではなく、目の前で聞いたのだ。自分がこのやり取りをするときは、なんとなくもやもやしながらも「そうかぁ」と終わっていたのだが、人のやり取りを目の当たりにしたことで、いつも自分が感じていたもやもや感の正体がわかったような気がしたのだ。

これは良く考えたら思い切りポイントがすり替えられたやり取りではないのか。

聞き手としては「今から行くところに果たしてこの恰好はふさわしいのか」が分からないわけであって、言外に「一般的な常識と照らし合わせてどうだろうか」ということを聞いている。更に言うと自分を良く知る人に聞いている時点で「自分という人間としてどうだろうか」ということも同時に聞いているわけである。

対してこの「そんな人いる」という答えは、「そういう格好で行く人は世の中に存在しうる」という宣言をしているだけで、そのレベルで言うならどんな時も「居ないということは無い」事になってしまうだろう。つまり葬式に全身ネオンカラーのスーツで行く人も「そんな人いる」だし、転職の面接に作務衣で行く人も世の中見渡せば「そんな人いる」という事になってしまう。

そうか、「自分がこの恰好をすることがどうか」を聞いているのであって「そういう人も世の中にはいるから大丈夫」などと言われても全くホッとしないのはそういうことか!

と妙に納得したわけである。


さらに別の弊害もある。

身近な例で想像してみてほしい。

「明日の会社の飲み会は定年退職される部長の送別会。案内には特に服装については触れられていないし、部長はとても気さくな人だ」というようなケースでスーツを着るべきか、ノーネクタイのカジュアルでいいか、というような非常に微妙な状況で最終的にカジュアルを選んだ時。念のため近しい人間に相談したとしよう。

ここで返される「いるいる、そんな人」という言葉はむしろ「完全におかしいとは思うし異常だとは思うけど世の中にはそういう人も必ずいるはずだからマァいいんじゃないか」と、もはや暗に批判されているのではないかとさえ感じるわけである。

そうなると聞いた側の不安は払拭されるどころか益々増幅し、また判断に迷うことになる。

さすれば聞かれた側は「まだ迷うならなぜ聞いたのだ」ということになり、

互いになんとも後味の悪いことになっているのでは…

そう考えた私ひで氏。


ではどうすればこのもやもや感が解決する気持ちいいやり取りができるのか。

そこまで考えてようやく何か社会に貢献できるのでは…そう思って出た答えは、


「いいと思う!」


と答えることだ。

全て肯定することで、聞いた側は一旦自分で出した答えの最後の一押しをもらって安心するし、
聞かれた側も元々「そんな人いる」と答えそうになっている時点で相手の意思を尊重したい気持ちがあるわけだから、余計な波風を立たせずに済む。


だからみんな、もし友人が作務衣で転職の面接に行こうとしていても自信を持ってこう言ってあげよう。


「いいと思う!」


と。







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サードストーンミッション完了!ありがとうございました!

2017年05月01日 | ライブレポート
アランスミシーバンド、遅ればせながら今年初バンドミッションを無事ミッション完了しました。

ひで氏です。

福島サードストーン、とっても居心地のいいライブハウスでとても初めてと思えない感覚だった。
主催の城領氏以外はほぼ初めてお会いするメンバーで新鮮だったし、
スパイスミュージックと銘打ってカレーがついているというライブも新しかった。

お客さん「頼んでないのにカレーが出てきた!」

お店「いや、ついてるんです」

お客さん「あ、そうなの!?笑」

みたいなやりとりもあり笑えた。そりゃコンセプト知らなければそうなるだろう、と。

しかしカレーが嫌いな人とか、カレーダメなんです、という人って少ないもんねー、うまいことやったなぁこのイベント!などと感心していたら、ヒゲ氏が「おれ、過去にカレーダメな人二人だけ知ってるわ…」と遠い目をして言っていたのが印象的だった。

何があった。


さて、なんとこの日は久々のライブというのにリハーサルにモトヒロ氏が来ないという惨事から始まった。

何度電話しても出ないので逆にこれはなんかあったんではないかと思いながら、三人で音合わせをしていると、終わった頃に電話が鳴り、「ごめん、時間間違えてたーー!」というシンプル過ぎる理由だった。

仕方がないので30分後に来たモトヒロ氏はしばらく立たせておいた。

リハが終わって我々が向かったのは福島の高架下だ。

なんとも異国情緒あふれる雰囲気に仕上がっているこの高架下でメキシカンレストランに入り、これから始まる今年一発目のライブの健闘をたたえ合い、決意の牡蠣を一人1個ずつ食べる。


当たったらその時だ、と自分たちを追い込む。

この日はカレーがフードのメインだったので白米が緊急追加招集されたのであろう、楽屋にまで炊飯器が置かれており、「炊きたてのご飯の匂いがする楽屋」というこちらも福島高架下に負けないほどの異次元が演出されていた。それを見つめながら精神統一するモトヒロ氏はこの日の失態のショックからであろうか、どこか寂しげだった。




そしてアランスミシーバンドは久々のステージへ。

結論から言うと、本当に心から落ち着いて良いライブが出来たと思う。

バンドでやることの素晴らしさをひしひしと感じながら演奏していたのは自分だけではない確信があるし、
色んな気持ちが交錯して「蛍」では言葉が詰まってしまったけれど、あそこまで感情が高まったのはお客さんの感情の波と自分の中の感情の波がある所でピタリと一致したから起こった事だと思う。


ライブが出来る歓びと、お客さんに恵まれたバンドで居られること。

誇らしい人脈、素晴らしいミュージシャンと一緒にこの場で演奏できていること。

珍しく時間を間違えてリハで不在だったモトヒロ氏が一発叩いただけで音の作り方がわかること。

おかしなメンバーに囲まれてこれ以外ないという4人でやれていること。

そんなことを、自分だけでなくその「おかしな3人」も同じように感じているのが背中で感じられること。

遅まきながら、いいスタートになったと思う。




あ、もう一つよかったこと。


牡蠣があたらなかったこと。


あの瞬間を共有したお客さん、共演者のみなさん、サードストーンのスタッフのみなさん、来れなかったASBファンの皆さん、
これからもASBをよろしくお願いします!


SETLIST
1. The Driving Waltz
2. Crush
3. Color of Mine
4. 蛍
5. スノーマン
6. Jukebox
7. It's Not So Bad












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今週末はいよいよ福島サードストーン!

2017年04月27日 | ASB活動日誌
最近、普段使っている駅にて。



なんという恐ろしいことだ。

しかも前と大きさもたいして変わっていない。

ひで氏です。

同じ店が同じ場所で建屋から生まれ変わるというのはとても不思議な話だが、今回我々が出演するサードストーンも、結構因果な名前をしているのである。というのは、結構ライブハウス名を告げると聞かれるのが

「あのたまに出てる福島のところ?」と聞かれたりする。

今回サードストーンに出演するのは初めてなので「あー。それはセカンドラインですね」と言った瞬間に気付く。
そうか、セカンドライン --> サードストーン…なんか関わりがあるようにも聞こえる。

だから皆連想するのか。

おそらくだがこの二店舗は全く関係ない。

写真で見ると、ステージはほぼフラット、それでいて照明はなかなかに色っぽい。
初めて出るところはやはり我々も楽しみだ。



生きていると色々あるので、去年の暮れあたりから今年の初めにかけて本当に色々バタバタした我々アランスミシーバンド。
なんと、これが今年初めてのバンドライブ!驚きである。

その一発目が「スパイスミュージック」という「カレー」をフューチャリングしたライブである。
イベントとしては3回目ということだが、ここに呼んでくれた城領明子氏に感謝!

サードストーン梅田店にて「城領カレー」を提供するカレーの名手でもある彼女の歌にはいつも打ちのめされる。

なんなん…ずるい。

という感じだ。もちろんその城領明子ちゃんも出るのだが、
なんとオープニングアクトで彼女率いるロックバンドが出演するのだという。

これはもんのすごい興味深い。

城領明子のバンド。
カレー付のライブ。
アランスミシーの今年初バンドライブ。
城領明子ソロ。
そのほかの強力共演者。

この時点でものすごいお得感溢れるイベント!


ぜひ、皆さん今週土曜日は福島サードストーンへ!



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2017.04.29 SATURDAY- THIRD STONE, OSAKA
大阪福島サードストーン「城領カレーPRESENTS!! スパイスミュージックVOL.3」

The Alan Smithy Band 2017年第1弾ライブは福島サードストーンで決定!盟友城領明子氏主催のイベントに出演します。スパイスの効いた連中ばかりでお送りするとてつもなく濃い夜になることでしょう。スペシャルカレーがついてこのボリュームはお得です。ご予約はお早目に!

2017年4月29日(土)「城領カレーPRESENTS!! スパイスミュージックVOL.3」
open 17:00/start 18:00
3000円(城領カレー/ロートラックスカレーのスペシャルカレー付き)
城領明子 / 清水明日香 / The Alan Smithy Band / Black Souls
※OAはなんと城領明子氏率いるロックバンド!

サードストーン福島店
大阪市福島区福島8-8-3 ランドマーク福島B1-2
TEL:080-3252-7577

ご予約はこちら

※アランスミシーの出番は20:00頃の予定です。


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Life without umbrella

2017年04月16日 | ひで氏海外ミッション編
前回までのあらすじ:
オーストラリアミッションのある朝、ジョギングからのストレッチ中のひで氏に話しかけてきたオーストラリア人男性。他愛もない会話からの急展開で「うちに夕食に来ないか」というオファーが。海外ならではの大らかさなのか、それともこれは何かの罠なのか…疑心暗鬼な気持ちも否定できないひで氏が最終的にとった行動は果たして…



「ス」


「スケジュールを一旦確認して、こっちから連絡してもいいだろうか」

と一旦は保留という形を選択した私ひで氏。その時はこれが最善の様に思えた。

「もちろんだ。その名刺のアドレスにいつでも連絡を」

という返事をして、男性は去っていった。


当然のことながら私ひで氏は悩んだ。
とりあえず現地の、周りの同僚にそれとなく聞いてみる…が、いくら狭い街だと言っても10万人近くの人口はあるところである。
たまたま知っているという人もいるはずもない。

ただ、気になったのは「こうこうこんなことでディナーに誘われた」というと、現地のみんなが同じようにかなり驚いたことだ。
そんなことある?というような驚きをストレートに見せられると、オーストラリアの大らかな文化なのではないかと微かに予想していたことにもじわじわと疑惑の影が忍び寄る。

そして返事しあぐねたまま二日が過ぎた。

頭にはずっとひっかかっていたので、返事をしなければなぁと思っていた矢先、また朝のジョギングコースで遠くから歩いてくる男性を見た。

その彼のシルエットを見た時に、私ひで氏は妙な確信を得た。
要は、この川沿いジョギングが彼にとってのルーチンワークであることに確信が持てたのである。

そしてお互いに手を挙げ再び声を交わした時には、私ひで氏は

「ディナー、まだ行っても大丈夫?」

と大きな声で聞いた。


「もちろんだとも」


そんなことで警戒心が解けた?と思われる方もいるかもしれないが、私ひで氏にはあの朝もやの中、遥か向こうから巨体を揺らしながら汗だくでやってくる彼のシルエットを見た時に、何かこうとても真摯なものを感じたのである。

その夜、迎えに来てくれた彼の車に乗り込み、ご自宅に招いていただいた私ひで氏は、それはもう楽しい時間を過ごした。
彼の奥さんも考えられないくらいの素晴らしいご婦人で、手料理でもてなされ、それはバンダーバーグに来てからの一番のごちそうであり、間違いなくもっともあたたかいディナーだった。

食事の後、彼は広々としたリビングに私ひで氏を座らせ、食事中の会話でわかった互いの音楽的な嗜好を聴き比べるために彼自慢のオーディオシステムで色んな音楽を聞かせてくれた。そしてもちろん、アランスミシーバンドの音楽を聴いてもらったところ、
ご夫婦ともにいたく気に入ってくれ、早速iTunesから最新アルバムをダウンロードしてくれたのである。

ちなみに、意外にも彼が最も気に入ったのはColor of Mineであった。

こうして忘れられない夜を過ごした私ひで氏は、この後も、今もまさに彼と連絡を取り合い、好きな音楽をSNS経由で交換したり、ギフトを送り合ったり、はたまた彼等が今真剣に考えている来年あたりの来日について真剣に話しあっている。


昔何かで見たのだが、「傘を持たない」という考え方がある。

傘を持たない事で急な雨によって雨宿りしたり、どこかの店に駆け込んだりして、思いもかけない新たな経験をすることで人生の幅が広がるというものだ。もちろん、実際に傘を持たずに生活するということではない。

私ひで氏はこの考え方が好きだ。

今回もこの出会いがあるとなしでは、全く滞在の記憶も違ったものになっていたに違いない。


これからも私ひで氏は、傘を持たず生きようと思う。








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Is this a risk?

2017年04月05日 | ヒデ氏イラストブログ
オーストラリアのバンダーバーグという街に到着して二日目、ミッションの性格上規則正しい生活を送らなければならないということもあり、早速私ひで氏は朝からジョギングをすることにした。

海外ミッションの際は私はほぼ間違いなくジョギングをする。
ジョギングはただ単に気持ちいいだけではなく、その街を観察する最高の手段だ。

地図を見ると滞在先のホテルからすぐそこに川があったので、早速川沿いに出てみることにした。

予想通り、非常に気持ちのいい景色が広がっている。


こんな理想的なジョギングコースがあるのだから、もっとたくさんの人が走っているだろうと思いきや、ほとんど誰もいない。
橋の上を渡る貨物列車の音が乾いていて、空気が乾燥しているのがわかる。なんとも言えない爽快感があるのだ。


ちょっとしたことだが、ちょこちょことジョガーの闘争心をくすぐる工夫があちこちになされているここバンダーバーグ。

この街は、この数年で2度もかなりの規模の洪水に見舞われている。そのためであろう、例えばこんな看板。

「洪水の際は丘の上にたどり着くまで水の中にいることに。頂上まで息を止めて持ちますか?」

何の仕掛けもない、単なる看板に書いた文字だけで洪水の恐ろしさを伝えながらも、走り手の自尊心をくすぐりつつ、運動の負荷を上げ、そして気が付けば実際に洪水における緊急時の練習を実施させるという非常に機能的なメッセージだと私ひで氏は思う。

他にも、走っていると時折こんなものが現れる。


フィットネス用のものだが、機械と呼べるような(重りをつけて動かすとかそういう)機構は無い。
ただ、なんかやってみたくなるのだ。こういった、街の人の運動を促すような仕掛けがいくつもある。

スマートなやり方だなぁと感心しながら、横の芝生でストレッチをしていた時、
目の前に大きなオーストラリア人の男性が現れた。

全然人が居なかったので、私ひで氏も自然にハローと挨拶をした。

普通なら向こうもハーイと答えてすれ違うところだが、男性は足を停めた。

そしてアーユージャパニーズ?と話しかけてきたので、私ひで氏もそうだよ、と話しはじめた。
とても体格のいい初老の男性という感じで、二人ともジョギングで額に汗をかきながらまぁ他愛のない話しをしたわけである。

すると男性が、胸ポケットから名刺を差し出し「もしよかったらウチにディナーでも食べに来ないか?」と言ってくれた。


そこには彼の連絡先が載っており、もしよければここに電話してくれ、ということだった。
カードをくれた後はジョギングの続きの為に走り去った男性。

とてもありがたい。

しかし、これはリスクだ。

海外というこの状況で、見知らぬ人からのディナーの誘い。

私ひで氏は昔、インドネシアで私の来ていたUniversity of Rochesterと書かれたトレーナーを指さし「あなたロチェスター出身なの?私の息子もロチェスター大に行っていたの!今ちょうど息子が国に帰ってきていて、パーティをしているから、来ない?」と言われ、考えた結果断った経験がある。

話しが妙にトントン拍子に運びすぎたからだ。

バンダバーグという土地柄を考えると、もちろん十中八九問題ないだろう。
しかし万に一つ、この男性がシリアルキラーでないという保証もないわけである。

逆にあの男性も相当無防備というかフレンドリーにもほどがある、と思える。
トレーニングウェアなのに名刺がスッと出てくるというのはどうなのか。
この土地ではさして珍しくない現象なのかも知れぬ。

私ひで氏は考えた。
もちろんこうして無事帰国してこんなことを書いている時点で、身に危険はなかったわけだが、

果たして私ひで氏はディナーに行ったか、行かなかったか。



さあどっち!






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4月6日(木)THE WAREHOUSE@コモンカフェ!

2017年03月29日 | ASB活動日誌
4月はとてつもなく楽しみなライブが二本。

ひで氏です。

1本目は私ひで氏とSSW田中賢氏との洋楽カバーユニット「THE WAREHOUSE」でのライブ@大阪中崎町コモンカフェ。

コモンカフェでTHE WAREHOUSEと言えばシュトウケンイチ。そのシュトウケンイチ氏が率いる鈍月とご一緒します。


歌酔夜宴と名付けられたこのイベント、確かにすべての要素が盛り込まれていて、なかなか素晴らしいタイトルだと思う。
しかもシリーズで行われているのかと思いきや、第二夜となっているということは我々のために名付けられたイベントということだ。感謝。

大阪中崎町のこの隠れ家的カフェの穴場間たるや相当で、ちょっと周りを歩くだけでも昭和の香りと現代のカフェ文化が融合した異空間を堪能できます。





そこで我々が演奏するのは二人が愛してやまない洋楽の数々。
しかし同時にそれらは曲を知らない人には「知って欲しい」曲であり、知っている人にとっては「THE WAREHOUSEバージョンを味わってほしい」曲なのである。

今回もありとあらゆるアプローチで仕掛けていきます。

平日の夜なのでお仕事帰りに是非!

ご予約はこちらからでOKです。

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2017.04.06 THURSDAY- COMMON CAFE, OSAKA (THE WAREHOUSE)
中崎町コモンカフェ「歌X酔X夜X宴 第二夜」



2年前の第一夜に引き続き第二夜でも共演するひで氏とシュトウケンイチ氏。ただし今回はそれぞれが別のユニットでの登場。ソロとはまた違った持ち味を発揮した両ユニットをじっくりご堪能ください。※アランスミシーバンドのライブではありません。THE WAREHOUSE:ASBボーカルひで氏とSSW田中賢氏による洋楽カバーユニット。60年代~の洋楽の独特チョイスの名曲をカバーするユニットです。

2017年4月6日(木)「歌X酔X夜X宴 第二夜」
open 19:30/start 20:00
前売3000円/当日3300円(+1drink 500円別途)
鈍月(Vo.&Gt.シュトウケンイチ×Vo.&Gt.モーリトモヒロ)
THE WAREHOUSE(Vo. 樫本英之×Key. 田中賢)

大阪中崎町common cafe
大阪市北区中崎西1-1-6吉村ビルB1F
TEL:06-6371-1800(当日のみ)
お問い合わせ・ご予約
音花info MAIL:oto_hana_mailbox@yahoo.co.jp
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