イタリアより

滞在日記

フィレンツェ2016/サンタ・マリア・ノベッラ駅その1-トラムの乗り方-

2017年01月24日 | フィレンツェ

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

たくさんの観光客であふれていました


■2016年12月25日(日)

この日は予定も入れず、朝はゆっくりと起きました。こんな日も作らないと…

特に昨日のように坂だらけの山の町を二日間歩きっぱなしで、明日は又電車に乗って近郊を終日散策するというような強行軍では身体が持ちません。弾丸ツアーなら従わざるを得ませんが、個人旅行の、これが魅力です。もっともそんな理由を付けて、ダラダラするのも短い旅程でなんともったいないか、とも猛省する訳ですが…^^;


サンタ・マリア・ノベッラ駅でタクシーを待つ人たち


午後からドォーモや駅周辺を歩いてみましたが、世界中から人々が集まる観光名所だけに、オフシーズンと言えども訪れる人は沢山居て、さすがフィレンツェだと感嘆の思いを抱きました。小さなエリアなのにルネサンスの栄華を誇った歴史と沢山の遺産を所有する町は、なんと強いことか。


フィレンツェのトラム


そういえば、この町のトラムにはまだ乗っていなかったことを思い出して乗車体験することにしました。この路面電車は市内のバスと同じ会社が運営していますが、町の中心地とは離れた西方面の住宅街へ通じています。それだけに通常の観光では利用する価値は大してありません。せいぜい、アルノ川沿いのカッシーネ公園か郊外の大型スーパーへ行くのに乗るくらいでしょうか。でも時間があれば、バスとトラムは共通券なので乗車してみるのも一興かと。なおサンタ・マリア・ノベッラ駅のトラムの停留所名は、ALAMANNI(アラマンニ)駅と言います。


トラムの駅には自動券売機があります



自動券売機の見方


                    1.定価表:90分有効のチケット
                    2.入れたお金
                    3.(必要なチケット枚数を)増やす
                    4.     〃      減らす
                       ※デフォルテは1枚になっている(赤い丸印)
                    5.確認する
                    6.取り消し
                       ※DENARO RICHIESTO € 1.2は請求額=支払い額


料金の投入口

投入できるお金の種類は、5cの硬貨~紙幣は10ユーロまで


今回は、この券売機で切符を買いましたが、5ユーロ紙幣を入れて、お釣りも正しく出て来ました。他のバスの券売機も同様ですが、この機械に釣り銭がないときは、切符と共に、「IMPORTO DOVUTO」(未払い金)と記されたチケットが一枚出て来ます。その紙には、お釣りの額が記されていて、atafへ持っていけば、釣り銭が貰えます。日本と違って、ここイタリアの券売機の信頼度は今ひとつ低いので、エディーコラ(新聞スタンド)やタバッキで、人が応対してくれる切符を買うのがやはり無難です。この乗り場のすぐ横にはエディーコラがありますので、通常はそこで購入出来ます。但し、クリスマスや元旦は閉まっていて、今回も駅構内のタバッキとともに、新聞スタンドも店は閉じられていました。


勿論、トラムも刻印は忘れずに!



90分有効の切符

矢印方向に刻印機に挿入する




刻印された切符


この切符では、午後12時54分から90分間、市内バスと共通で、乗り降り自由



コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは〜〜 (sachi)
2017-01-29 23:58:57
更新をお待ちしていましたーo(^_^)o

フィレンツェと言えば、私の様なイタリア素人はドォーモを思い浮かべるわけですが、やはりいつの季節も混んでいるんですね。
街全体、いえ国全体が世界遺産だらけなイタリアですものねね。
イタリアに行きたいけど、かの弾丸ツアー株式会社じゃなくても弾丸ツアーは必須だし、かと言って素人には個人旅行のハードルが高過ぎます。
どこに的を絞って行ったらいいか分かりません(涙)

ローマとミラノ2都市位が限度かしら?
でも、せっかく行ったらフィレンツェもベニスもベローナもカプリも行きたいと欲が出てしまいます。
私もです! (kazu)
2017-01-31 21:48:03
sachiさん、こんばんは。フィレンツェといえば、私もドォーモを思い浮かべます。ほんとにいつも人がいっぱいです。日本人のツアーも勿論多くて、出会うとちょっと嬉しくなります。いやいやsachiさんなら、大丈夫ですよ。専用の優秀な添乗員さんがいらっしゃるし、sachiさんご自身は旅慣れておられますもの。

そうそう、私も未だにどこに的を絞るべきか、行くたびに頭を悩ませます。行っても行ってもキリがないですもんね。イギリスもそうではないですか。行けば行くほど~ですよね^^;

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