単結晶からモノづくりを創造するAKTサイエンスブログ

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AKT-AP法による結晶製造動画公開

2016年08月07日 | 結晶技術
こんにちは、単結晶からものづくりを創造するAKTサイエンスブログを書いています AKT技術研究所の阿久津です。

AKT-アドバンスト・ペデスタル(AP)法による結晶製造動画を触りだけ公開します。





種結晶や原料の回転がぶれてますね・・・。
いまひとつ詰めが甘いところですが、ベンチャーのサガとも言えるところです。
細かい部品や治具、セッテイング方法など、アイディアはあるのですが、開発が追いつきません。

実は光学的な不具合がまだちょっと残っていて、最適な結晶製造環境ではありません。これらも開発要素ですが、確実に進歩しています。

ところで、「製造している結晶が細すぎるのでは?」という質問をよく受けます。
AKTには大型の無坩堝結晶製造技術である「アドバンスド・プローティング・ゾーン(AFZ)法」もありますし、AP法で長い結晶を作るという選択肢もあります。

それはともかく、

逆に、太ければ良いのでしょうか?
一見、量産性が高いようには思えます。 しかし、これまでにこのブログで紹介してきた通り、従来の結晶製造方法では高品質の結晶を均質に作ることは不可能です。
それに、大量生産はすぐに価格競争に巻き込まれてしまいますね。
考え方をガラりと変えた方が良いのではないかと思われます。

トリリオンセンサーという言葉が最近囁かれています
我々の周りを1兆個のセンサーが取り囲むというのです。

この1兆個のセンサーの多くは、大量生産品でしょう。
しかし、センサーという、場所や環境と直結するデバイスは、必ず最適化されたものが望まれることになると確信しています
つまり、超少量超多品種センサー時代がやってくるというのが、トリリオンセンサー時代の本質と考えます。
半導体の世界では、最近、インテルARMの企業価値の伸び率の違いが話題になりましたね。
時代は確実に変化しています。

さて、このようなセンサーは、どうやって開発するのでしょう?
3Dプリンテクングなどの新技術の適用の可能性が示唆されていますが、そもそものセンサー材料の開発はどうするのでしょう。

高品質センサーは結晶材料が使われるでしょうし、新たなセンサー材料(結晶に限らず)を次々と開発することが要望されます。
この時に力を発揮するのが、AKT-AP法です。


セラミックス系のセンサー材料の基礎物性開発を行うのにも、結晶系のセンサー材料を少量多品種製造するのにも、適した技術です。

開発要素の多い技術ではありますが、確実に実用化への道を突き進んでいます。

本当に未来の世界を変えるのは材料から。

どうぞ、ご期待ください。




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