ヤブツバキ〈薮椿/別名ツバキ・ヤマツバキ〉(ツバキ科 ツバキ属)
花期は11~4月。
海岸や沿岸の山地に多い高さ5~6mになる常緑高木。
葉は互生。葉身は長楕円形~卵状楕円形で、先端は鋭くとがり、ふちには細かい鋸歯がある。質は皮質で両面無毛。表面は濃緑色で光沢がある。
枝先の葉腋に赤色の花をつける。花は直径5~7cmで、花弁は平開しない。
花弁は5個、長さ3~5cmで質は厚く、先端はへこむ。雄しべは多数、
花糸は白色で下半部は合着して筒状となり、基部は花弁と合着する。
ヤブツバキは、開花がほとんどない晩秋に咲き始めますが、厳寒のころは、半
開きの花弁がしもやけをおこしたように黒く変色しながら、細々と咲き続けます。
早春、ぽかぽか陽気が数日続くと元気を取り戻し、一斉に咲き始めますが、
やはりヤブツバキは、そのころが一番きれいです。
【 長者ヶ森のヤブツバキ ― 今期の開花確認は11月15日でした 】
08年11月17日 撮影
高いところはまだ花が開いていませんが。
【 日当たりがよい場所の下の方で咲き始めました 】
08年11月17日 撮影
【 最初に咲いた花 】
08年11月17日 撮影
「花弁は5個、長さ3~5cmで質は厚く、先端はへこむ」
【 上の画像を拡大しました ― 雄しべは多数 】
08年11月17日 撮影
「花糸は白色で下半部は合着して筒状となり、基部は花弁と合着する」
【 今日新しく咲いていた花です 】
08年11月17日 撮影
※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。
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