たこさんの秋吉台日記

ご意見、ご感想はホームページの掲示板にお願いいたします。

11月3日 ヤマラッキョウ・シマサルナシ

2007年11月03日 | Weblog

ヤマラッキョウ〈山辣韮〉(ユリ科 ネギ属) 花期は10~11月。                 
山地の草原に生える多年草。
花茎は高さ30~60cmで、基部に3~4個の葉をつける。
葉は円柱状で断面は鈍三角形、冬に枯れる。
茎頂に紅紫色の小さな花が多数散形状につく。花序の直径は3~4cm。



ヤマラッキョウの開花を確認したのは、昨日11月2日でした。
これまでは10月20日~27日だったので、今年はずいぶん待った感じです。


07年11月2日 撮影
開花していた3株のうち、一番花数が多い花序です。
秋吉台でヤマラッキョウが咲く場所は、
ほかに1カ所、林の遊歩道わきで見つけていましたが、今はここしか知りません。


【上と同じ花序です】


07年11月2日 撮影
「茎頂に数十花をつけ、花柄は長さ1~1.5㎝。
花被片は長楕円形で長さ約6mm。雄しべは花被片より長い」


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
シマサルナシ〈島猿梨/別名ナシカズラ〉(マタタビ科 マタタビ属) 
                                    花期は5~6月。
沿海地の山林に生える落葉つる性木本。雌雄同株。つるは赤褐色。
葉は互生。葉身は長さ6~13cmの楕円形または卵形。
厚い紙質でややかたく、表面は光沢がある。
葉腋から集散花序を出し、白い花を下向きにつける。
花は直径1~1.5cm。花弁と萼片は5個。
果実は液果。長さ3~4cmの広楕円形、8~10月に褐色に熟し、食べられる。


【もう、こんな季節です】


07年11月3日 撮影
【おいしそうですか?】

07年11月3日 撮影
キーウイがアレルギーで食べられない私は、残念ですがこれも駄目なのです。

【こんな時もありました ― 両性花】


07年6月15日 撮影
【上の画像を拡大しました】


07年6月15日 撮影
「花柱は線形で多数あり、放射状に開出する」

【こんな時もありました ― 雄花】


07年6月15日 撮影
「雄花の雄しべは多数」

※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。


最新の画像もっと見る