たこさんの秋吉台日記

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8月14日 キツネノマゴ・ハグロソウ

2006年08月14日 | Weblog

キツネノマゴ〈狐の孫〉(キツネノマゴ科 キツネノマゴ属) 花期は7~10月。
道ばたなどに普通に見られる高さ10~40㎝の1年草。
葉は対生し、長さ2~5cmの卵形。
花は長さ8㎜ほどの淡紅紫色の唇形花で、穂状に密集してつき、
萼片や苞のふちには白い毛がある。


キツネノマゴは長い間咲くのでいつでも撮れそうな気がして、後回しになりがち。
今年はきれいなうちに撮りました。

06年8月14日 撮影
【上の画像を拡大しました】


06年8月14日 撮影
「上下2唇に分かれ、普通は上唇が白色、
下唇が淡紅色で白い斑紋があるが、中には全体白色のものもある。
雄しべは2個で、それぞれの雄しべに並んだ葯室2がある」
【孫が3匹ついたしっぽも】


06年8月13日 撮影
「花穂の形をキツネの尾に見立て、
いつも1~2個ついている小花を、まつわりつく孫に例えた名前」
 


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ハグロソウ〈葉黒草〉(キツネノマゴ科 ハグロソウ属) 花期は8~9月。
葉が暗緑色なのでこの名がついたといわれる。
山地の木陰に生える高さ20~50㎝の多年草。茎はまばらに枝を分ける。
葉は対生し、卵状長楕円形または披針形で、全縁。
枝先または上部の葉腋に花柄を出し、
その先に2個の葉状の苞に包まれた淡紅紫色の花を数個つける。
花冠は2唇形で、下唇の方が幅が広い。

歩けば必ずと言っていいほど見られるキツネノマゴに対し、ハグロソウは、
林の半日陰の場所に生え、私が今までに見ているのは4カ所で、
いずれの場所でも数株~数十株がかたまって生えています。


06年8月13日 撮影
【上の画像を拡大しました】


06年8月13日 撮影

06年8月13日 撮影
「筒部が細くて長く、先は急に広がって上下2唇に分かれ、下唇の方が大きく、
雄しべ2,雌しべ1がある」

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昨年日記に書いていない、キツネノマゴ科の2つの花を。


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