ケヤマハンノキ〈毛山榛の木〉(カバノキ科 ハンノキ属) 花期は3月。
丘陵上部から山地に生える落葉高木。雌雄同株。高さ10~20mになる。
葉は互生。葉身は長さ8~15cmの広卵形。先端は短くとがるかまたは鈍く、
基部は円形~ハート形。ふちには欠刻状の重鋸歯がある。側脈は6~8対ある。
葉の展開前に開花する。雄花序は長さ7~9cm、柄があり、枝先に
2~4個垂れ下がってつく。雌花序は雄花序の下方に下向きにつく。
3月8日にケヤマハンノキとした株の葉を、4月7日に見に行ってきましたが、
あの木には、ケヤマハンノキとは全く違う葉がついていました。
【そばにあった幼木がケヤマハンノキでした】
07年4月7日 撮影
この株には、今年、花が咲きませんでした。
【葉を】
07年4月7日 撮影
「広卵形。ふちには欠刻状の重鋸歯がある。側脈は6~8対ある」
【上の画像を拡大しました】
07年4月7日 撮影
「葉や枝、冬芽など、全体に毛のないものをヤマハンノキという」
有毛なので、この株はケヤマハンノキ。
* * * * *
今日、上の株のほかにケヤマハンノキがないか見て回ったら、
花が付かなかった若木を20株ほど見つけました。
成木はないかと、さらに探したら、1株見つかりました。
【 ① 林道の奥で、高さ20m近い木でした】
07年4月9日 撮影
【①を拡大しました ― 葉】
07年4月9日 撮影
100mmマクロレンズなので、100%拡大でもこの大きさですが、
葉の形はケヤマハンノキに見えます。
【①を拡大しました ― 樹皮】
07年4月9日 撮影
今後この株を観察して、来年は花を見ようと思います。
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