ヒロハノウシノケグサ〈広葉の牛の毛草〉(イネ科 ウシノケグサ属)
花期は4~7月。
ヨーロッパ原産の高さ30~100cmの多年草。
オニウシノケグサに似るが、より繊細な感じで、葉身は幅4mm未満でやわらかく、
葉脈の隆起もそれほど強くない。葉耳の縁は無毛。
花序の最下の節には2枝があり、
短い方には1~3個、長い方には4~6個の小穂がつく。外花穎は無芒。
近年はオニウシノケグサの方が圧倒的に優勢で、
特に暖地ではほとんど見かけない。
なお、オニウシノケグサとの交配品も野生化しているので注意が必要。
オニウシノケグサを確認して、いざヒロハノウシノケグサを撮ろうとしたら、
ほとんどがオニウシノケグサに当てはまり、
ヒロハノウシノケグサは、ほんのわずかだということが分かりました。
【 ① オニウシノケグサに似るが、より繊細な感じ】
08年6月4日 撮影
「葉身は幅4mm未満で、やわらかい」
【花序の最下の節には2枝があり、】
08年6月4日 撮影
【短い方には1~3個、長い方には4~6個の小穂がつく】
08年6月4日 撮影
短い方の枝にも6個の小穂がついていますが。
【上の画像を拡大しました ― 外花穎は無芒】
08年6月4日 撮影
【葉耳の縁は無毛】
08年6月4日 撮影
以上の画像は、①の株からと撮ったものですが、
【「外花穎は無芒」以外の条件に当てはまっていて】
08年6月3日 撮影
外花穎に芒がある株が大変多いのです。
【上の画像を拡大しました】
08年6月3日 撮影
「オニウシノケグサとの交配品も野生化しているので、注意が必要」
秋吉台に生育しているウシノケグサ属の多くは、
オニウシノケグサとヒロハノウシノケグサの交配品かも知れません。
※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。
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