たこさんの秋吉台日記

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11月13日 サケバヒヨドリ・キクバヒヨドリ

2006年11月13日 | Weblog

昨日のヒヨドリバナに続いて、ヒヨドリバナ属についての頭の整理です。

サケバヒヨドリ〈裂葉鵯〉(キク科 ヒヨドリバナ属) 花期は9~10月。
山地に生える多年草。茎は高さ50~100㎝で、細い。
葉は対生し、普通3深裂し、裂片は長楕円形または被針形。
側裂片は長さ4~6cm、大きな欠刻があり、頂裂片は長さ7~8cm、
大きな内曲する欠刻があるか、3中裂し、欠刻は鈍頭。
ふちにまばらに毛があり、裏面は淡緑色で腺点はなく、脈に沿って毛を散生する。
頭花は茎頂に密散房状につき、総苞は長さ5~6mm。

 9月11日の日記から】

06年9月11日 撮影
【9月11日の日記から】


06年9月11日 撮影
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キクバヒヨドリ〈菊葉鵯〉(キク科 ヒヨドリバナ属) 花期は9~10月。
サケバヒヨドリに似ているが、葉の裏に腺点がある。

キクバヒヨドリは、昨年見つけた株しか確認できませんでした。


06年9月17日 撮影
【昨年と同じく、虫に食われて葉が哀れです】


06年9月17日 撮影
でも、どうにか形が分かります。
【葉裏に腺点があるヒヨドリバナ属の葉】


06年11月7日 撮影
「ネイチャースコープ ファーブルフォト」で撮影しました。
【腺点がないヒヨドリバナ属の葉】


06年11月13日 撮影
「ネイチャースコープ ファーブルフォト」で撮影しました。

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【では、これは?】


06年8月29日 撮影
【上の株の葉です―3裂しています】


06年8月29日 撮影
【別の林縁の株も】


06年8月26日 撮影
3裂しているものの、サケバヒヨドリ・キクバヒヨドリの葉の条件
頂裂片は大きな内曲する欠刻があるか、3中裂し、欠刻は鈍頭」とは違い、
サワヒヨドリの記述にある「ときに3深裂し・・・」と同等ではないかと判断し、
葉裏に腺点があることも合わせ、ヒヨドリバナと思います。


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