ヒゴクサ〈肥後草・籤草〉(カヤツリグサ科 スゲ属) 花期は4~6月。
道端、平地や丘陵の林内の草地などに普通に生える高さ20~40cmの多年草。
地下匐枝をのばしてて増える。茎は鋭い3稜形でざらつく。
葉は幅2.5~4mmの線形。
頂小穂は雄性で長さ1.5~3cmの線形。
側小穂は雌性で長さ1~2cm、幅6~7mmの長楕円形。
細い柄があり、花期には直立しているが、果期には下を向く。
雌鱗片は淡緑色、鋭頭、果胞より少し短い。
果胞は長さ約3.5mmで、上部は次第に細長いくちばし状になる。
柱頭は3個あり、果期にも残る。
林縁の湿地、タチスゲの近くで目に入りました。
見たことがないスゲですが、特徴がはっきりしているので調べました。
【私が初めて自信を持って同定できたスゲ、ヒゴクサです】
07年5月26日 撮影
【一つの茎を】
07年5月26日 撮影
「側小穂は雌性で、細い柄があり、花期には直立している」
【上の画像を拡大しました ― 側小穂】
07年5月26日 撮影
「雌鱗片は淡緑色、鋭頭、果胞より少し短い」
細長く垂れた柱頭が特徴的で目に付きました。
【頂小穂 ― 雄性】
07年5月26日 撮影
「頂小穂は雄性で長さ1.5~3cmの線形」
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