４月１１日 コゴメイヌノフグリ

コゴメイヌノフグリ〈小米犬の陰嚢〉（ゴマノハグサ科　クワガタソウ属）　
                                                                        花期は３～４月。
越年草。茎は下部で分枝して斜上し長さ１０～２０cm、白い毛がまばらに生える。
葉は茎の下部で対生、上部で互生。葉柄は長さ０．５～２cm、長毛が生える。
葉身は卵円形、長さ幅とも０．５～１．５cm、先は円くて先端がやや尖り、
基部は切形、１～４個の大型の鋸歯があり、両面に毛が散生する。
葉腋ごとに１花をつける。花柄は細く、長さ１～２cm、無毛。
萼は基部まで４裂し、裂片は卵形で先が鈍く、長毛が散生する。
花冠は白色、皿形で深く４裂し、直径約５mm。
果は横に広い扁平な球形で、先が凹み、直径約６mm。

【 ① 見つけたのは３日前でした 】

０８年４月８日 撮影
イヌノフグリを探していた時、オオイヌノフグリなどに混じって、
小さくて白い花が萼に抱かれるように咲いているのを見つけ、
オオイヌノフグリ・フラサバソウではない、と、思いました。
翌日から２日間は雨で、開いていないと判断して見に来るのを諦めました。

【 ② 今日晴れたので、確かめることに 】

０８年４月１１日 撮影
オオイヌノフグリやヒメオドリコソウ・アメリカフウロなどと混じり合って、何株も
生えているので、帰化植物に違いないと図鑑を探したら、コゴメイヌノフグリでした。

【 ②を拡大しました 】

０８年４月１１日 撮影
【 ②を更に拡大しました 】

０８年４月１１日 撮影
「花柄は細く、長さ１～２cm、無毛」
この花は淡紫色を帯びていますが。

【 ③ほとんどの花が白色です 】

０８年４月１１日 撮影
【 ③を拡大しました 】

０８年４月１１日 撮影
「萼は基部まで４裂し、裂片は卵形で先が鈍く、長毛が散生する」
「花冠は白色、皿形で深く４裂し、直径約５mm」
「葉の両面に毛が散生する」

【 ④ 茎や葉は 】

０８年４月１１日 撮影
【 ④を拡大しました 】

０８年４月１１日 撮影
「茎は白い毛がまばらに生える」
「葉身は先が円くて先端がやや尖り、基部は切形、１～４個の大型の鋸歯がある」

【 ⑤果実 ― ④の中央、右下寄りに写っている果実です 】

０８年４月１１日 撮影
【 ⑤ 見つけた日に撮った果実 】

０８年４月８日 撮影
「果は横に広い扁平な球形で、先が凹み、直径約６mm」

【 ⑥ これも見つけた日に撮ったものです 】

０８年４月８日 撮影
奇形でしょうか？３分割しています。

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