たこさんの秋吉台日記

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4月5日 セキショウ・タニガワスゲ

2006年04月05日 | Weblog

セキショウ〈石菖〉(サトイモ科 ショウブ属) 花期は3~5月。
平地から山地にかけての溝や小川のふちなっどに群生する常緑の多年草。
葉は長さ30~50cm、幅2~8mm。花茎は高さ10~30cm。
花序は花時には5~10cmで、斜上またはやや直立する。
花被片は広倒卵形、淡黄緑色で、3個ずつが2輪に並ぶ。


昨日午後からの雨がやみ切らない昼過ぎ、
スゲの達人“秋吉台のやまんば”さんと歩いていた先の水辺に、
スゲのような葉に黄緑色の穂がたくさん見えました。
「あれは何スゲ?」 「あれがスゲかね?」 「あーっ、セキショウね!」。
昨年6月に気づいた時には花が終わっていて、今年を期待していたのです。
今ごろ咲くのですね。


06年4月5日 撮影


06年4月5日 撮影
【上の画像を拡大しました】


06年4月5日 撮影
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 タニガワスゲ〈谷川菅〉(カヤツリグサ科 スゲ属) 花期は3~5月。
 谷川のほとりなどに生え、大きな株になる高さ30~60㎝の多年草。
頂小穂は雄性。雌性の側頂穂は3~4個、円柱形で長さ2~5㎝。

地味なスゲの花ですが、今は大きな株にたくさん花穂が立っていて、
クリーム色に黒のコントラストの強い花は、遠くからでも目立ちます。



06年4月5日 撮影
【花穂を拡大しました】


06年4月5日 撮影
【基部の鞘は濃褐色、
側小穂はよりまばらに花をつけ、円柱形で長さ2~5cm】

生えている場所と大株になっている姿から、スゲが苦手な私にも分かります。

【おまけの花―シュンラン】


06年4月5日 撮影

まだか、まだかと、何度も足を運んだシュンランが開花しました。
雨で足元が滑る斜面で、カメラの感度を上げてとりあえず撮りました。


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