ハシナガヤマサギソウ.ヤマサギソウをほぼ同じ距離から撮影して、
ほぼ同割合で拡大した花を並べてみました。
ハシナガヤマサギソウ〈嘴長山鷺草〉(ラン科 ツレサギソウ属)
花期は5~6月。
日当たりのよい草地に生える高さ20~30㎝の多年草。
ヤマサギソウに似ているが、距の長さが20mm以上。
【 ① ハシナガヤマサギソウ 】
08年5月21日 撮影
【 ①を拡大しました 】
08年5月21日 撮影
【 ①を約67%拡大しました 】
08年5月21日 撮影
「種内変異に富み、多くの変種が報告されている。
基本種ハシナガヤマサギソウは、距の長さが20mm以上」
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ヤマサギソウ〈山鷺草〉(ラン科 ツレサギソウ属) 花期は5~6月。
日当たりのよい草地に生える多年草。茎は高さ20~40cm、やや稜がある。
葉は最下の1個が大きく、狭長楕円形で、長さ5~10cm。鱗片葉は2~5個。
黄緑色の花を10個ほど穂状につける。
距は、長さ12~20mm。
ヤマサギソウは、全国的にはハシナガヤマサギソウより数がずっと多いのですが、
秋吉台では、2005年に私が見つけるまで存在が確認されていませんでした。
翌2006年、植物写真家の永田芳男さんが秋吉台に来られた時に見ていただき「ヤマサギソウに間違いない」と言われ、今では一般に知られていますが、
ハシナガヤマサギソウの方が断然多く、ハシナガの1割にも満たない数です。
【 ② ヤマサギソウ ― ハシナガより全体が小さめ 】
08年5月21日 撮影
今年の開花は、ハシナガヤマサギソウより11日遅い5月14日でした。
【 ②を拡大しました 】
08年5月21日 撮影
【 ③ ヤマサギソウ ― 斜面の下方から撮りました 】
08年5月20日 撮影
【 ③を約67%拡大しました 】
08年5月20日 撮影
「距は後方に曲がり、長さ12~20mm(12~14mm)」
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全体の姿と距の長さの違いから、遠くからでも見分けられるようになりました。
※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。
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