タムシバ〈噛柴/別名カムシバ・ニオイコブシ〉(モクレン科 モクレン属)
花期は3~4月。
山地に生える高さ10mになる落葉高木。葉は互生。
葉身は披針形または卵状被針形で全縁、先端はとがり基部はくさび形。
葉が展開する前に、直径10㎝ほどの芳香のある白い花が咲く。
よく似たコブシとは、花の下に小さな葉がつかない点で区別する。
タムシバは、昨年たくさん咲いたのに、今年もたくさん花をつけています。
この株の隣にある、昨年撮った株は全く花をつけていないので、
花盛りのこの株は、昨年花をつけなかったのかもしれませんね。
06年4月3日 撮影
06年4月3日 撮影
【上の画像を拡大しました】
06年4月3日 撮影
06年4月3日 撮影
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タチヤナギ〈立柳〉(ヤナギ科 ヤナギ属) 花期は4月。
湿地に生える高さ10~15mになる落葉低木~小高木。雌雄別株。
樹皮は褐色で薄くはがれる。葉は互生。葉身は長さ5~15cmの被針形~
長楕円状被針形で、先はとがり、基部はくさび形。ふちには鋭い鋸歯がある。
葉の展開と同時に開花し、花序は長さ約3~6cmの楕円形。
花序の軸と苞の外側には長い軟毛が密生する
3月24日に書いたタチヤナギを今日見たら、この状態なので、
開花日を今日に書き換えることにします。
06年4月3日 撮影
06年4月3日 撮影
【上の画像を拡大しました】
06年4月3日 撮影
簡単と言われ教えてもらったブログ、いざ一人でやってみると難産でした。
でも、なんとかここまでやれましたから、もう大丈夫です。
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07年3月17日追記
実は、この花を見つけた当初、ジャヤナギと思い込んだのです。
「秋吉台国定公園内の高等植」には、ヤナギ科で記録があるのは、
サイコクキツネヤナギ、ジャヤナギ、ネコヤナギ、ヤマヤナギの4種だけなので、
私の頭には、記録にある種で見つけていないジャヤナギしかなく、
この花序が雄花序ということも自信がないまま、ジャヤナギと同定しました。
今日、昨年夏から見てきた別の場所のヤナギがジャヤナギと分かり、
この株は、調べた結果タチヤナギが一番近いと判断して、書き換えました。
「山口県産高等植物目録」には、オオタチヤナギが「普通」で、
タチヤナギは「稀」ですが、葯が黄色(オオタチヤナギの葯は赤色)なので、
タチヤナギと思います。
開花はこれからなので、しっかり観察して、はっきりさせたいと思っています。
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