ウスギムヨウラン(ラン科 ムヨウラン属) 花期は主に6月。
暖温帯の林床に生育する腐生ラン。同属のムヨウランに比べ、花が小さく、あまり開かず、唇弁のふちに毛があることが区別点。花期はムヨウランより少し早い。
茎は高さ約20cm、先端に5個前後の花をつける。花は淡褐色で長さ約1.2cm。唇弁は倒卵形で、蕊柱の基部と癒合し、先端近くは浅く3裂する。唇弁のふちには短毛、上部には長毛が密生する。
6月4日、ムヨウランの様子を見に行ったら、まだかたいつぼみでした。
別の林に入って、「こんな所にムヨウランがあってもよさそう・・・」と、独り言を言い終わる前に、「ん?」。
【高さ10cm足らずのムヨウランが!】
① 06年6月4日 撮影
数えたら15株ありましたが、草丈は7~20㎝、花は長さ1㎝強で、これまで見てきたムヨウランに比べて草丈・花の長さとも半分くらいです。
【今日、キッチリ撮りに来ました】
② 06年6月6日 撮影
①とは少し離れたところの4株のうちの2株です。
【②を拡大しました】
06年6月6日 撮影
この花の長さは約1.3cm。
【①②とは別の集団】
③ 06年6月6日 撮影
この一番高い株の高さは約20cm。
【③の正面に向いた花を、別の角度から撮りました】
06年6月6日 撮影
昨年まで見てきたムヨウランとは違うと判断、
唇弁の形からウスギムヨウランと思うのですが、いかがでしょう?
これが何というムヨウランでも、林に入ったとたんに体で感じた直感が当たったことが何より嬉しいのです。
でも、どうか新種でありますように。 この花についた番号は983。
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