たこさんの秋吉台日記

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1月20日 ナワシログミ

2007年01月20日 | Weblog

ナワシログミ〈苗代茱萸〉(グミ科 グミ属) 花期は9~11月。
稲作の苗代を作るころに果実が熟すことからの名。
海岸から山野まで普通に見られる高さ2~3mになる常緑低木。
葉は互生。葉身は長さ5~10cmの長楕円形。革質でかたく、ふちは強く波打つ。
葉腋に淡黄褐色の花が数個つく。萼筒は長さ6~7mm。
果実は偽果。長さ1.5cmほどの長楕円形で5~6月に赤く熟す。

【いつも見ている林道わきの大木のナワシログミです】


07年1月20日撮影
幹の太さは直径10cm近くあり、多くの枝を分けています。

【この株には毎年たくさん実がつきますが・・・】


07年1月20日撮影
熟す前になくなってしまい、まだ赤い実を見たことがありません。
春の木や草の実がないころ、小鳥が待ちきれずに食べてしまうのでしょうか?


07年1月20日撮影
「長さ1.5cmほどの長楕円形で、先端に萼筒の上部が残る」
今、長さ1cmほどになっています。

【こんな時もありました】


06年9月28日撮影
「葉のふちは裏面に反り返る」

【上の画像を拡大しました】

06年9月28日撮影
「萼筒には4個の稜があり、角ばっている。
外面には銀色の鱗状毛が密生し、褐色の鱗状毛が混じる」

※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。


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