ヤナギバヒメジョオン〈柳葉姫女苑〉(キク科 ヒメジョオン属)花期は5~7月。
和名は、ヒメジョオンに似るが葉が細いのでいう。
ヒメジョオンとヘラバヒメジョオンの自然雑種と考えられている植物。
北アメリカ原産の2年草。茎は1m内外でよく分枝し、全体に伏毛がある。
下葉はへら状倒披針形で、全縁かわずかに低鋸歯がある。
頭花は初めから直立し、直径2cm以下、舌状花は糸状。
カルストロード沿いのチガヤ・ヒメヨモギ・クズが茂る中に見慣れない草が。
見たとたんは、ヒメジョオンとヘラバヒメジョオンの間の種に見えました。
これは、図鑑にあるヤナギバヒメジョオンより全体が細いのですが、
「日当たりのよい、乾いたやせた土地」という条件によると思うのです。
【① 数本かたまって生えている株】
06年5月24日 撮影
【② 1本で生えている株】
06年5月24日 撮影
【②を違う角度から撮りました】
06年5月24日 撮影
【②の下方の葉】
06年5月24日 撮影
ヘラバヒメジョオンの葉より、もっと細いのです。
【参考までに―ヒメジョオン】
06年5月25日 撮影
【参考までに―ヘラバヒメジョオン】
06年5月23日 撮影
このヘラバヒメジョオンは①②と同じ場所、2mくらい離れた所のもの。
ヤナギバヒメジョオンとしたこの草は、
ヘラバヒメジョオンと一緒に生えていていて、違う姿なので、
環境の違いでヘラバヒメジョオンが姿を変えているとは思われないので、
図鑑で見つけた名を充てましたが、合っているでしょうか。