コオニタビラコ〈小鬼田平子/別名タビラコ〉(キク科 ヤブタビラコ属)
花期は3~5月。
田に多い2年草。田平子は、水田に根生葉を平たく広げる様子を表現したもの。
根生葉はロゼット状に広がり、長さ4~10cmで羽状に分裂する。
茎葉は互生し、1~3個、羽状に分裂する。
茎は多く出て、長さ4~20cm。頭花は散房状につき、黄色で直径約1cm。
小花は6~9個で、花冠は長さ5~6.2mm。
春の七草のホトケノザは本種であり、若苗は食べられる。
【 ① 毎年見ている田で、コオニタビラコが開花しました 】
08年3月11日 撮影
昨年の開花は2月15日、それをを目安にするので、今年ここに随分通いました。
【 ① 上の画像を拡大しました】
08年3月11日 撮影
「小花は6~9個で、花冠は長さ5~6.2mm」
【 ② 同じ田の別の株 】
08年3月11日 撮影
【 ② 上の画像を拡大しました】
08年3月11日 撮影
「小花は6~9個」
この田では毎年、小花が10個以上の頭花が見られ、
この頭花も13個の小花が確認できますが、図鑑にはほかに記載がないので、
「学者が見てきたコオニタビラコは小花が9個までだということね」と考えています。
* * * * *
【昨年の画像です】
07年3月26日 撮影
「頭花は散房状につくが、のち花柄が長さ1.5~5センチに伸び、下垂する」
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【 おまけ ― センボンヤリ 】
08年3月11日 撮影
オキナグサの芽は未確認ですが、今日、センボンヤリを見つけました。
開花まで1週間くらいでしょうか。
※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。
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