ミゾシダ(ヒメシダ科 ミゾシダ属) 夏緑性、無霜地帯では越冬する。
葉柄は長さ30cmに達するが、葉身より短く、やや密に毛があり、鱗片がある。
葉身は長楕円形~長楕円状被針形、鋭頭~鋭尖頭、長さ50cm幅20cmに達し、
2回羽状深裂、基部は次第に狭くなるが、最下羽片が少し長くなることもある。
側羽片は羽状に深裂、被針形~線状被針形、鋭頭~尾状となり、無柄、
上部の羽片は次第に小さくなり中軸に流れて、不明瞭な頂羽片部分を構成する。
裂片は長楕円形~長楕円状三角形、円頭~鋭頭、全縁かわずかに波状縁。
葉質は草質~柔らかい紙質、両面とも有毛、暗緑色。
胞子嚢群は脈に沿って伸び、包膜はなく、胞子嚢は有毛。
本州~九州の各地で森林中から向陽の里まで、やや湿っぽい所に普通に生じる。
【 ① 秋吉台では「林内や林縁に普通」のミゾシダです】
07年12月18日 撮影
ですが私は、まだ、一目でミゾシダと言い切ることができません。
【 ② 】
08年2月2日 撮影
【 ② 葉柄の鱗片】
08年2月2日 撮影
【 ② 中部~下部の羽片】
08年2月2日 撮影
「側羽片は羽状に深裂、被針形~線状被針形、鋭頭~尾状」
【上の画像を拡大しました】
08年2月2日 撮影
「側羽片は無柄」
【 ② 上部の羽片】
08年2月2日 撮影
「上部の羽片は次第に小さくなり中軸に流れて、不明瞭な頂羽片部分を構成する」
【上の画像を拡大しました】
08年2月2日 撮影
【 ① 葉裏】
07年12月18日 撮影
「胞子嚢群は脈に沿って伸びる」
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