今日は、この旅一番の目的地
『バガン遺跡』に向かいます。
陸路でもヤンゴンからバガンに向かう事はできるようですが、12時間もかかるようなので、今回は飛行機を利用しました。
国内線の予約については、自力予約の難易度が高く、予告なしのフライト変更が頻繁にあると聞いていたため、今回はバガンで唯一の日本人経営の旅行会社にチケットの手配を依頼しておきました。
ミャンマーで一番信頼できるという『エアバガン』という航空会社を選んでもらい、プロペラ機で往復25000円(そのうちの手数料は2000円程度)。
一か月前には予約していましたが、噂通り、フライト変更が4回もありました。手配を依頼した旅行会社からは、その都度、変更のメールをもらっていたので安心できました。
ということで、『day2』スタート(^.^)
翌朝、6時にタクシーで国内線ターミナルにむかいます。
お隣の国際線ターミナルとは雰囲気がガラリと変わり、東南アジア風のゴチャゴチャした建物。
もちろんチケットの発券や空港ゲートは、テキトーな感じで、空港というよりもバス乗り場程度の管理でした。
一応、保安検査場もありましたが、ただ画像を眺めているだけですね・・(※鞄にペットボトルが入っていたことも気づかれず・・笑)
その後はゲート内の食堂で朝食を食べながら待機。
搭乗のお知らせはプラカードでしたが、ちゃんと予定時刻通りのフライトでした(^.^)
ちなみに、こんな感じのプロペラ機です
↓
プロペラ機は初めてでしたので、ちょっとワクワクしながら搭乗。窓よりも上方に羽とプロペラがあるという光景もチョッピリ新鮮でした(^.^)。
約1時間の短いフライトでしたが、一応、朝食もでました。
雨季の影響を受けやすいヤンゴンとはうって変わり、内陸性のバガンに向かうにつれて、真っ青な晴天になりました
窓からはバガンの仏塔がポツポツ見え始め、すぐ横には茶色のエーヤワディー川も見えます。
そしてニャウンウー空港に到着。
さすがミャンマー。預けていた荷物は人力で運ばれてきます。
こんな感じの小さな空港で、係員達ものんびーりしています。
ちなみに外国人がバガン地方に入るには、観光料金として20ドルの支払いが必要です。
とりあえずタクシーを拾い、あらかじめ予約していた宿泊地へ向かいました。
運転手は急いでいるのか、猛スピードで宿泊先のオールドバガン地区に向かいます。
約15分でホテルに到着。
そして今回は、バガン遺跡でのんびり過ごす事が目的でしたので、
宿泊先は・・・
高級リゾートホテルです(*´▽`*)
最初の2泊は
『バガン・タンテ・ホテル(リバーサイド)』。
そして部屋のグレードを上げて、リバービュー部屋にしました(^.^)
ここには2泊の予定でしたが、一応雨季にあたるのでオフシーズンの価格(半額)であり、また物価も安いので、
2人合わせた1泊の値段が・・・・
なんと・・・
6000円!!
なんという破格の値段・・・(;^ω^)
とりあえず到着したのが朝10時のため、チェックインはできず、部屋の様子はのちほど・・。
まぁー、
せっかく目的地に到着したのですから、ホテルのガーデンでリバーを眺めながらミャンマービールで乾杯(^.^)笑
ちなみにこの時の気温が35℃近くありましたので、ビールがよく合います。
スグヌルクナルケドネ・・
その後は、電気バイクをレンタル。
※法的に電動自転車のくくりになるため免許は必要ありません。といってもMAX40キロは出るのでほぼスクーターみたいなものです。
ホテルでもレンタルでき、お値段は2割増しの1日1200円程度。
ソレデモヤスイネ(^.^)
最初の目的地は、バガンの主要スポットから離れた内陸側にあるミンナントゥ村を訪問する事にしました。(人が少なく、一応、穴場らしいので)
オールドバガン地区をでると、素朴な農村に仏塔が点在する風景に癒されながら、一本の田舎道を電気バイクに二人乗りしながら、のんび~り移動。
約40分程度で目的地のミンナントゥ村に到着。
到着すると、
さっそく牛車でお出迎え(^.^)
電線は通っていましたが、今でも昔ながらの生活を続けいている村です。
村の入り口の食堂に到着すると、一人の女性が村を案内してくれます。
工芸品の作業現場を見学し、
相方は、ミャンマーの民族衣装「ロンジー」を購入。
食堂で一休みした後は、周辺の寺院を見学しましたが・・・
ちょうど昼にさしかかり気温が上昇。そして、とにかく日差しが強いんんです。バイクに乗っていれば、風で暑さはしのげますが、走るのを止めると汗がダーラダラ。
この時間帯は暑すぎて、寺院を観光する余裕はありませんでした。
ということで、今日は寺院巡りをやめて、バガン平原をぐるっーと一周する事に。
半端ないほどの日差しでしたが、バイクで心地よい風にあたりながら、広大なバガン平原をまわる事ができました。
ミンナントゥ村からニャウンウー地区までは、未舗装の一本の田舎道でした。観光客もいなく、すれ違う人は農村の地元人ばかり。すれ違う度に、「ニッコリ」微笑んでくれますし、みーんな、ゆったりのんびりしています。
決して日本では味わえない雰囲気
僕らはこのゆるーい感じがとっても大好きです。
ただバイクに乗っているだけでしたが、日本でセカセカ働いている僕らにとっては、このスローな感じがとっても癒しでした。
この時点で、既に『ミャンマー最高だね』と二人で話していました(*´▽`*)
コレガ、スローライフデスネ(*´ω`*)
その後は、
バガン平原を過ぎて、ニャウンウー地区に入りました。徐々に人で賑やかになってきます
途中、小学校を発見。
柵越しに子供(男の子)が沢山集まってきます。
子供の笑顔に癒されながら、小学校を後にし、宿泊先のホテルに帰着。
チェックインの時間になったので、部屋に案内されます。
敷地内はしっかり整備され、庭園の中にロッジが点在しています。
僕らはリバービューの部屋でしたので、
川岸方向にすすみます。
ベランダはとってもいい感じです。
部屋内は・・
めっちゃいい感じ(*´ω`*)
このクオリティーで、2人で1泊6000円はなんというコストパフォーマンスでしょうか('◇')ゞ
「バガン最高です!!」
最高の景色とこの気温ですから、
僕らは一切躊躇はなく、
即座にベランダで乾杯('◇')ゞ笑
最高の景色と気温で飲むビールは最高です。
ただ、とってもお腹が空いていたので、飲み終えてすぐにレストランに移動。
さっそくミャンマーカレーを食します。
もちろんここでもビールを頼みます。
そして気になるミャンマーカレーのお味は・・・
「けっこう美味い!」
インド、バングラディッシュが隣国のミャンマーは意外にもカレーが国民食。
インドカレーとは少し違って、こってり濃厚な感じ。そして油の量が半端ないですね~(;^ω^)
ミャンマー料理の前評判が悪く、初めから抵抗感のあった僕らは、意外にも美味しいかったカレーを食し、一安心。
お腹を満たした僕らは、ホテル内のプールに移動。
ダラダラにかいた汗を一掃し、さらにビールを飲みながら、最高の水風呂でした!笑(*´ω`*)
そして日が暮れる前に、
夕焼けに染まるバガン遺跡を見るため、
夕陽鑑賞スポットで大人気の
シュエサンドー・パゴタに向かいました。
ここは遺跡に登ってバガン平原を見渡す事ができる有数のスポットです。朝日と夕焼けが見える時間は、観光客で混雑するようなので、早めに行きました。
階段は結構な急斜面です。
完全に登り切ってから、一度に景色を見たかったため、景色を見ないように登り、
2人で一斉に顔をあげた瞬間・・
『すんげー』
と叫んでしまうほどの絶景。
ずっと見たかった景色。
見渡す限り緑が生い茂った平原の中に、無数の仏塔が点在しています。
緑の中に赤茶色の仏塔のコントラストが、言葉にできないほど綺麗でした。
さらに日が沈み始めると、
夕陽に照らされて真っ赤に染まる仏塔、そして反対側は夕日の陰に連なる仏塔達。
どの方角を見ても、すんごく綺麗な景色でした。
日が沈むと、ホテルのオールドバガン地区では、寺院がライトアップ。
これもまたいい感じでした。
とっても有意義な1日を過ごした僕らは、帰宅後は、宿泊セットの夕食のディナーを食し、
最高の1日を終えました。
続く。