ハンドメイド&雑貨 L'ecrin

忍者のまち伊賀上野の上野市駅駅前で、小さな雑貨屋さんを営んでいます。

【消しゴムはんこ】消しゴムはんこの彫り方 NEW

2016-11-23 12:46:59 | 消しゴムはんこ
ブログに掲載のアクセサリー&消しゴムはんこは、特に記載のない限り全てオリジナルです。
デザインの盗用や、当方の消しゴムはんこを使用した商品の販売はご遠慮下さい。


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ハンドメイド&雑貨のお店をOPENしました

ハンドメイドアクセサリーと消しゴムはんこのお店 L'ecrin
三重県伊賀市上野丸ノ内23 新天地otonari F棟
(伊賀鉄道上野市駅南の新天地商店街です)
 080-2658-8309
営業時間:火木土日+祝日 11:00~17:00
     月・水・金はお休みです
駐車場:駅前の市営駐車場(1時間無料)をご利用下さい

メールでのオーダーも承ります
お問い合わせは、akitagosaku@mail.goo.ne.jp
までお願いいたします

Facebookページ→L'ecrin
フォロワー様限定SALE等開催予定ですので、
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※臨時のお休みの際はこちらのブログにて告知させて頂きます。

12月3日(土)4日(日)
イガデハク参加のため、お休みさせて頂きます

イガデハク~伊賀でデザイン博
12月3日(土)10時~18時
  4日(日)10時~16時
三重県立ゆめドームうえのにて
入場無料 駐車場あり

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色んな方からご質問頂く消しゴムはんこの彫り方。
以前にも記事にさせて頂いたのですが、(→消しゴムはんこの彫り方)
ずいぶん昔の記事なのに常にアクセス数上位にきていて、
みなさん関心があるのかな?と思い、
新たに記事にすることにしました!

ではまず、お道具から~



消しゴム、デザインカッター、シャーペン、トレーシングペーパーです。

消しゴムは、私はほるナビの固めを使用していますが、
普通の事務用消しゴムでももちろんOK!
専用消しゴムは結構お高いですからね、
まずはお安い100均なんかの事務用消しゴムで練習するのがいいと思います。
ちなみにL’ecrinでは、定価648円のほるナビを
500円で販売してまーす♪←ちゃっかり宣伝

デザインカッターは、100均でも売っていますし、
文房具屋さんなんかのちょっといいものでも400円程度です。
私は、なんか黒ってカッコイイやん!!
と、途中からこちらのカッターに乗り換えましたが、
それでも700円程度でした。

シャーペンは、Bや2Bなどの濃いめがオススメ。
下絵がくっきり写るので、わかりやすいです。

トレーシングペーパーは、100均にも売っていますし、
専用消しゴムを買うと1枚ついてきます。

では、下絵を描いていきます。



今回は、お名前はんこ実演販売用の下地はんこを。
人気のらいおんちゃんでーす。

この時、しっかりくっきり描きましょう!
デッサンみたいにシャーシャーって描くのは不可!
慣れてくれば彫りながら微調整もできますが、
最初のうちはそんなん無理無理ー状態になるので、
この下絵をきっちり仕上げておくことをオススメします。

文字や絵を逆さに描くのって難しいんじゃないの?というそこのあなた!!
ご心配はいりません、逆さではなく普通にそのまま描けばいーんです!

何故かっていうと…



トレーシングペーパーをひっくり返して写すから。
そうすると、ちゃーんと消しゴムに逆さに写ってくれるのです。

爪を使って、やさしーくこすると写ります。
ガリガリこすると消しゴムに傷がつくのでご注意を。



こちらは文字もない上に左右対称デザインなので、
逆さに写ってるのがわかりにくいですが…

ちなみに私は、販売用に何個も同じはんこを作るので、
写す時は一気に3~4個写しちゃいます。
なので尚更、濃いめのシャーペンラブ♡なのです(o´∀`)b

下絵が写せたら、消しゴムを適当な大きさに切り分けます。



こちらはハガキサイズの大きな消しゴムなので、
私は包丁でざくーっと切ってますが、
事務用消しゴムなどの小さめのものなら、
カッターで切っても良いと思います。

この時に、右のように不要な余白の部分も取り除いておくと、
彫る部分が少なくなるので楽チンですよ♪

さて!
ではいよいよ彫りましょうか!!

まずは、左手に消しゴム、右手にデザインカッターを持ちまーす。
(左利きの人はもちろん逆でね)



消しゴムは手で持っても机に置いてもどちらでもいいのですが、
私は持っちゃう派。
その代わり、脇をぐっと締めて肘を体につけるor両肘を机について、
必ず肘を固定させます。
じゃないと、ぶれちゃいますのでね。

で、右手に持ったデザインカッターは殆ど動かさず、
左手の消しゴムをくるくる回して彫ります。
曲線なんかは特に、こっちの方が滑らかに彫れますよ。

まずは、輪郭に沿って斜めにカッターを入れまーす。

※一人で撮っているためここから机に消しゴムを置いた写真になっていますが、
 本来は左手に持っていると考えて下さい。
 いや、置いて彫る人の方が多数派のようなので、別にいいんですけどね…



何故斜めに入れるのか?
消しゴムは柔らかいので、垂直に彫ると印面がぐらついて、
印影が歪む&破損しやすいから。
なので、残したい所が台形になるよう、
斜めに彫るのです。

この時の注意点は、ビビらずに一気に彫ってしまうこと!
何回も刃を抜いてシャーシャー彫ってるとボロボロになるので、
ここは男らしく、ひと思いにぐぃーっと行きましょう!
刃を抜く回数が多ければ多いほど、
ボロボロのはんこが出来上がります。

こちらが、周囲を一通り彫った状態。



続いて、今度は彫った線の反対側から、
またデザインカッターを斜めに入れます。



こうすることで、両方向から斜めに入れた切れ目が交わって、
すぽーん!と消しゴムが取れちゃうという寸法。
こんな感じでね↓



アップにすると、V字になっているのがわかるでしょうか?


ここに関しては、記事の最初にリンクを貼った、
過去の記事の方が見やすいかも?

外側には、いらない部分がまだ残ってますねー
では、これを取り除きます。



以前の記事では横から水平にカッターを入れて取り除く、と書いていましたが、
現在は消しゴム自体を図案ギリギリのところでカットして、
上の写真のように斜めに削り取っています。
余白が内側の方にあって削り取れないときは、
以前と同様カッターを横から水平に入れて取り除きます。

はい!外側は出来上がりました!



私はこんな感じで、まずは外側を全部仕上げてから、
中の細かい部分を彫っていきます。

では続いて、らいおんちゃんのお顔を彫っていきますね。

先ほどと同じく、輪郭に沿って斜めにカッターを入れて…



一通り彫ったら、今度は反対側から…



慣れてくると、彫りカスもぱかっと取れます。
これは、お顔とお手々の彫りカスですね↓



これをひたすら繰り返して、仕上げていきます。

さあ、出来ました!!



下絵の線が残っていますねぇー
このままだと、インクが汚れちゃいますよねぇー?

そこで、ねりけしを使って印面をお掃除します。



上からトントンと叩くようにすると大体落ちますよ。
間違っても、ぎゅうぎゅう捻りながら押してはいけませんよー!
ポロリしちゃいますので。

写真にはスタンプ用のお掃除ねりけしが写っていますが、
別に100均とかの子供向け文具コーナーにあるねりけしで充分です。
使う前に、何度か練り練りして柔らかくして下さいね。

はい、大体綺麗になりました。



それでは、試し捺しと参りましょうか。



お、おぅ…
スタンプ台についてたゴミがついちゃってますが…

ここで、ん???と思うところがあれば手直ししておきましょう。

で、以前はサラダ油で洗って更に食器用洗剤で洗って綺麗にしてたんですが、
このシャチハタのスタンプ台で捺した後に再度練り消しでお掃除すると、
綺麗に下絵の線が消えることに気付きまして…



ほらね?
何日も放置してしまうとなかなか取れませんが、
1週間ぐらいなら綺麗に取れちゃいます。

こちらは実演販売用の下地なのでここで終了ですが、
本来はここから持ち手に印影を捺して、
木工用ボンドで消しゴムと持ち手をくっつけて、完成!となります。

如何でしたでしょう?
前回と殆ど変わらんやんけ!!
という気がせんでもないですが、
以前の記事と今回の記事を両方読んで頂ければ、
なんとなーく感じ取って頂けるかと思います。

でもね、最初から上手に彫ろうと力まないこと!
私も最初の頃のは見るのも思い出すのも恥ずかしい、
はんこというよりもズタボロの消しゴムが出来上がってましたから。
毎日彫っているうちに自然と上達してきたので、
好きこそものの上手なれ、で、
めげずに練習し続けて下さいね(*^o^*)

ってなんか上から目線ですが、
私もまだまだ未熟者…
もっともっと上手に彫れるよう技術を磨きますo(^-^)o

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