酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

大腸がん検診の すすめ

2008年01月07日 | 自己紹介
今日で14年目になりました

大腸がん 摘出手術

昨年も 経過については記しましたが 今回は別の角度から・・

参考にしていただければ 幸いです


それは 前年の職場定期健診から始まりました

その年から 初めてメニューに組み込まれた大腸がん検診でした

「自分は癌とは関係ない」 ず~っと変な自信がありました

それでも同僚に誘われて 検査を受けてみたのです  便潜血検査でした


1 まず 文書で通知がありました  便に血液が混じっている  病院で検査を

  してほしいという内容でした

2 このときの病院の対応がよかったですね  「八割近くの方は痔疾です」

  安堵感を与えます

3 痔疾でないことが判明しました バリューム検査の結果 「腸内にポリープがあるようです 検査をしましょう」

4 内視鏡でポリープを除去しました  検査結果を待ちます

5 職場に電話がかかってきました  「良性とはいえない結果です 至急お越しください」


*1~5までには 相当の時間が経過しています  患者にとっては助かります

 はじめから5ではショックが強すぎます この時点になると 気持ちの中で ひょとしたら・・が芽生えてましたからね*


6 「ポリープの根っこから 悪性のものが採取されました  私なら除去しますよ」 主治医のT先生の言葉でした


先生の穏やかな態度 話し方に背中を押されました


暮れから 検査入院です  ちょうどタレントの逸見正孝さんが 癌で亡くなった時期と重なっています

新年も3日から 再入院  最後の検査を受けました

手術の前夜 年配の看護婦さんが ベッドの脇で説明をしてくれました

翌朝の手術のやりかた 手術室の様子etc・・です  これで すっかり落ち着くことができました

いま思い出しても 素晴らしい看護婦さんでした  私にとっては天使です


7日の手術は6時間強  集中治療室に向かうエレベーターの中で目が醒めました

心配そうに覗き込んでいる家族と対面・・・思わずVサインのオジサンでした

(これは いまもって顰蹙の種にされてます・・


外科手術は 一日一日で薄紙を剥がすように治癒に向かいます

手術は成功でした 18日には退院 2月7日には出勤していました

そして 3月11日は 術後初めての飲み会でしたよ


以来 T先生にはお世話になっています  看護師さん 患者さんに大人気の先生です

外科部長さんにもなられました

そのT先生が 昨年秋にNHKテレビに出演されたのです 



毎晩8時半から15分 一週間連続の放送でした

”急増! 大腸がん 治療の最前線”のテーマで熱心に説かれておられました

私と同じように 早期には 自覚症状のない大腸がん 

日本人の死亡率が年々上昇しているそうですが「早期であれば 身体への負担が少ない内視鏡による治療が可能」とおっしゃっていました


今日は 孫たちと湯島天神に合格祈願に行ってきました

ご祈祷もしていただきました



思えば 手術の翌年に生まれた子が こんなに大きくなりました

こんな写真が撮れたのも あのときの早期発見のおかげです


40~50歳代から増え始め 60~70歳代で最も多くなる大腸がんです

少なくも 50歳を過ぎたら 一年に一回は便潜血検査を受け 早期発見に努めましょう  T先生からの言葉でした

みなさまも どうぞお受けになってください

まだまだ これからですぞ