29.10.15 債 務 超 過 NO.1678
日本の国有財産のうち、売却して金銭に変えることができる資産がいくらあるのかは知り
ませんが、一方債務(借金)の額は1060兆円という天文学的な数字になっています。
おそらくは、借金の額は売却して換金できる資産の額を大きく上回り、1060兆円という金
額はそのまま、実質借金ということになるのではないかと考えます。
この1060兆円という金額(借金)は太平洋戦争に負けた時点の借金265億円(物価は30
00倍になっているので約530兆円)の2倍に匹敵する膨大な金額で、財政的には敗戦直
後の2倍の借金に埋もれて実質破たんしていると見なければなりません。
戦後困惑した当時の内閣は、その国債の大半を無効とし支払いを免れました。
日本の歴史を繙く(ひもとく)と平安時代からこのような場合には、徳政令・とか棄捐令と言っ
て政府の借金を払わないでもよいという制度を発令し、国民の財産を強制的に没収してき
たのです。
今国債をお持ちの人は、なにかほかの資産に変えておかれる方が良いように思います。