獅子林は、蘇州四大園林のひとつです。
2000年に世界文化遺産に登録されました。
拙政園のすぐ南側にあります。
拙政園や留園と比べると小振りな庭園です。
元代の1342年、禅寺の高僧であった天如禅師の弟子が、
禅師のために造った庭園といわれています。
天如禅師が浙江省の天目山の獅子崖で修行したことに因んで、
獅子林と名付けられたそうです。
獅子林といえば太湖石と太湖石の築山が最も有名です。
庭園のあちこちに太湖石が並んでいます。
九獅峰は、太湖石の中に9頭の獅子がいるそうです。
(が。。よく分かりません)
さほど広くない庭園に観光客が大勢やってきますので、
落ち着いて見て回りたいなら平日に行くべきです。
築山の中に造られた迷路は、油断していると本当に迷子になります。
きっと子供も一緒に楽しめるのでは。
大人だって子供に戻ったような気分にさせてくれます。
太湖石の良し悪しを判断するには、
「透」「漏」「痩」「皺」の4つの基準があるそうです。
穴の大きさや多さで透けて見える景色が良く、
細長く曲線が多いことという意味らしいです。
庭園には、燕誉堂 、指柏軒、荷花庁、五松園、
臥雲室、湖心亭、暗香疏影楼などの建物があります。
築山にある臥雲室は、元々は僧侶が使う禅室だったそうです。
目の前に見えていても築山の迷路を何度も行ったり来たり。
なかなかたどり着けません。。
船の形をした石舫は、客をもてなす場所で、
中華民国時代に造られたそうです。
獅子林最後の園主、貝潤生によって造られたのでしょうか。
拙政園のすぐ近くにあるので、ツアー旅行などでは、
どうしてもセットで訪れることになると思いますが、
たぶん、拙政園を歩き回って疲れた後では、
太湖石だけちょっと眺めて帰ってしまうんじゃないかと。。
できれば別々に見た方がほうが良いと思います。
小さな庭園ですが見所はたくさんあります。
時間をかけて迷路で遊んでみては如何でしょう。
拙政園も素晴らしい庭園ですね。
獅子林は拙政園とだいぶ趣が異なります。
是非ご自分の目で確かめて下さいませ。
迷路は油断すると本当になかなか行きたい場所にたどり着けません。面白いですよ。
一昨日、拙政園の蓮を見に行ってきました。
まだまだ蕾がほとんどですが、
来月初めぐらいにはきれいに咲いているんじゃないかと思います。
本日のアップの獅子林は行きたいと願っていました
おかげでたくさん見せていただきうれしく思います
やはり素晴らしいですね~~
迷い後になりそう~~
旅にどこでもいいから出かけたい
見たい!飛行機に乗ってあちこち、この目で
確かめたいです~~
自由になりたい~~♪