人類の歴史は戦の連続とみることもできる。たしか、こんな言葉を西洋の誰かがいっていたはずだ。戦争と戦争のあいだが平和だと。人類の歴史は何千、何万年かわからないが、ある時、とんでもない戦争を人類はやってしまった。それは、第一次世界大戦である。それから、まもなく、第二次世界大戦を人類は、やってしまう。これらの戦争はそれまでの戦争と、規模が違いすぎる。文字通りの世界的戦争であった。そのつぎに、人類が、やってしまったのが、東西冷戦であった。これは核戦争になりかねない、もしかすると、人類の滅亡もありえるかもしれない時代であった。幸いなことに、人類は滅びることもなく、東西冷戦を終わらせることができた。これらの苦難を乗り越えた人類は、新時代を築けるかもしれない。現在、この地球上に存在している我々は、この時代に生きていることの歓びを感じる時が来るかもしれない。