管球生活

真空管と自炊と読書とか

247A の動作点を決定しました

2017-03-12 01:22:15 | 45 Single

今日は 247A の動作点を決定しました。
Western Electric の真空管は、様々な動作曲線が提供されています。
他社の資料では粗すぎて、訳が分からなくなるようなところも、しっかりわかります。

今回は、247A の内部抵抗と負荷抵抗の合成値を計算する必要がありましたので、
以下の図を参照しつつ、動作点を決定しました。





結論的には、プレート電圧:90V、グリッドバイアス電圧:-4V、プレート電流:1.25mA
の動作点を選択しました(一番最初の図での青線)。
負荷抵抗は、内部抵抗の2倍になっています(45kΩくらい)。3倍になる動作点も検討しましたが(紅線)、
直線性が良すぎるので、若干歪みが大きめになるように2倍の方を選びました。

前回の記事で、
電圧増幅段の出力電圧の目標は、「20.7V と 26.3V」でしたが、
だいたい「21V と 25V」といった感じになります。
入力感度はあまり良くなく、1.77V くらいで最大出力になるようです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« インターステージトランスの ... | トップ | 76 にした時の動作点もチェッ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

45 Single」カテゴリの最新記事