先日のドラマ「TAKE FIVE」に♪キャプテ~ン~ダンテ~ス~キャプテ~ン~ダンテ~ス~と、ちらりとばっちり(?)映っていた宙組の東京公演。
実は・・・5月の終わりに観てきました
だって、あの『モンテクリスト伯』だよっ!?あの内野さんが演じた、のと同じエドモン・ダンテスだよっ!?しかも、あのかなめさんのあの扮装写真観たら・・・もう、観るっきゃないじゃん。というわけで・・・
宝塚歌劇 宙組公演 『モンテ・クリスト伯』/『Amour de 99!!-99年の愛-』 2013.5.26(日)
11:00開演 東京宝塚劇場
エドモン・ダンテス 凰稀かなめ
メルデセス 実咲凛音
ダングラール 悠未ひろ
フェルナン 朝夏まなと
ベルツッチオ 緒月遠麻
ヴィルフォール 蓮水ゆうや
フィリア司祭/モレル社長 寿つかさ
が、観てからちょっと時間が経ち過ぎて・・・
思い出せることを、ちょっとだけ
かなめさん/エドモンは、とにかく美しかったです。
メルセデスと結婚式を挙げる若きエドモンは愛と希望に満ちあふれてキラキラ
シャトー・ディフに幽閉されたボロモン(?)の時でさえ、なぜかきゅーんと(?)美しい。
伯爵仕様になったモンテ・クリスト(=エドモン)は、線こそ細いけれど、髭顔がやっぱり美しい。
でも、あの赤い花模様の上着が私には高級な絨毯生地に見えて・・・
悠未さん/ダングラール
悪い人が似合うな~そして・・・なんでこんなに
エロいんだろう色気が全開なんだろう。
朝夏さん/フェルナン
前の舞台ではあんなに忠実な赤毛の人
だったのに・・・なんかすごくイヤな奴になってました(爆)
メルセデス/みりおん
最初の結婚式シーン、しあわせそうできれいだった~
・・・やっとラブラブ(←死語)トップの2人を観た感じ。
母になってからのメルセデス・・・強そう?まさか、2人の見せ場が“決闘シーン”とは・・・
あのいきなり出てくる高校生の演劇部は?
たしかに、説明があってよくわかったけど・・・とにかくこの舞台、原作どおりじゃない個所が多くて、逆に“あれ?”“えっ?”と混乱しました。
へっ?メルセデスがモレル船長の娘?・・・で、最後のあのアルベールが
という事実は
どひぃ~ぇ~~!!
・・・エドモンって長い航海から帰ってきたばかりだったんだよね?アルベールがエドモンの実の息子って(!!)・・・いったいいつメルセデスとそういうことになったの?まったく、結婚式まで待てなかったかい!?とおばちゃんは思わず教育的指導をしたくなり・・・
はぁ~
主役2人がしあわせならば、宝塚的にはそれでいいのか?
はたしてエデの立場は?
原作どおり、エデと2人で旅立たないと、あの名セリフ「待て、そして希望せよ」は活きない気がします・・・
忘レモン・・・って
ルイジ・バンパはもっとカッコ良かった気がしたんだけど・・・ここでは
緒月さん/べルツッチオがえらくいい人なのね。
そして原作ではそれぞれの娘や息子の関係が入り組んでいて、その関係図がよく理解できなくてものすごく悩んだ記憶があるのですが・・・ここではすごくスッキリと!!
個人的には最後に、モレル船長の息子・マクシミリアンさんとヴィルフォールの先妻の娘・ヴァランティーヌさん(文○座の舞台では2人がこう呼びあっていたのが、好きでした)が登場しなかったのが残念。
う~ん。長い物語をうまくまとめた、というよりは・・・好き勝手やりたい放題??
なんだか初めて、かなめさんが男っぽく見えた
『Amour de 99!!-99年の愛-』
こちらは、今までの舞台の歴史を観る感じのショーで、バックに以前の舞台写真や演出家の先生たちの写真が(私がわかったのは“鳳蘭さん”だけでした
)
舞台で踊られているのは、昔からのショーなのでしょうか?
とにかく一番のインパクトは・・・
パイナップルの女王/かなめさん
すっご~く脚が長~~~~い。きれー
そして、宝石泥棒紳士の朝夏さんのダンスが素敵でした。
まさかのかなめさんと緒月さんの女装(言うな)のデュエットダンスも
でーーー
なんといっても、大階段のバラの花を一輪持っての黒燕尾ダンス!!
はぁ~~~(ため息)
宙組って、祐飛さんの時代から本当にこういうのがピッタリ。長身でイケメン揃いで、超カッコいい~~~
・・・またまた、目がしあわせな舞台でございました。