あまりにも懐かしすぎる舞台が、帰ってきました!!
16年ぶりの奇跡のような公演ですが・・・私自身はたぶん1984年あたりが最後に観た公演だったと記憶しています(それ以降は、子育て専念期間でした
)
つまり、この舞台『上海バンスキング』は25?6?年ぶり(?)ということに
『上海バンスキング』 2010.3.7(日) 13:30開演 シアターコクーン
正岡まどか(マドンナ)・・・・・・・・・・・吉田日出子
波多野四郎・・・・・・・・・・・・・・・・ 串田和美〔クラリネット〕
松本亘(バクマツ)/中国兵・・・・・・・・・・笹野高史〔トランペット〕
林珠麗(リリー)・・・・・・・・・・・・・・さつき里香
弘田真造/バンドマン/結婚式の客・・・・・・・小日向文世〔アルトサックス〕
白井中尉/バンドマン/中国兵・・・・・・・・・大森博史〔テナーサックス〕
ガヤンコ・ラリー/中国兵・・・・・・・・・・・真那胡敬二〔トロンボーン〕
方/バンドマン・・・・・・・・・・・・・・・・服部吉次〔アルトサックス〕
王/軍人横井/中国兵/バンドマン・・・・・・・・酒匂芳〔トロンボーン〕
シングリー・田口/藍衣の男/中国兵・・・・・・・内田紳一郎〔コルネット・ギター〕
レイモンド・コバチ/中国兵・・・・・・・・・・片岡正二郎〔バンジョー・ヴァイオリン〕
宮下/藍衣の男/結婚式の客/中国兵/バンドマン・・・・・三松明人〔トランペット〕
私服刑事/軍人平松/結婚式の客/中国兵/バンドマン・・・・小西康久
陸戦隊兵士木下/軍人藪田/藍衣の男/結婚式の客/譚/バンドマン・・・大月秀幸
田上医師/結婚式の客/荷担ぎ人夫/中国兵・・・・・・・・・・戸石みつる
サーシャ・スェトラーナ/ダンサー/中国使用人/中国兵・・・・稲葉良子
マレーネ・シュミット/ダンサー/結婚式の客/荷担ぎ人夫/中国兵・・・・阿部祥子
楊麓/中国兵・・・・・・・・・・・・・・・・・・玉井夕海
あの日のまどか/中国兵・・・・・・・・・・・・・サントス・アンナ
あの日のリリー/中国兵・・・・・・・・・・・・・木村智早
あの日のシロー/陸戦隊兵士/中国兵・・・・・・・・木村貴司
あの日のバクマツ/中国将校/陸戦隊兵士・・・・・・梶浦昭生
あの日のラリー/藍衣の男/陸軍兵士/陸戦隊兵士/中国兵・・・・近藤隼
あの日のシングリー/藍衣の男/海軍兵士/陸戦隊兵士/中国兵・・・・内藤栄一
あの日の宮下/藍衣の男/陸戦隊兵士/中国兵・・・・・・・佐藤卓
ミュージシャン
花島英三郎 (トロンボーン)
山本修 (ドラム)
山田ヒロシ (ベース)
(敬称略)
開演前の緞帳に描かれたおなじみの絵柄と“Swingin’g Jazz Musical Show!!”の文字にまず反応。
オープニング、客席から登場した笹野さんのトランペットを聴いた瞬間・・・胸に熱い想いがこみ上げて涙がにじんできました。
よもや、生きているうちに再びこの“伝説の舞台”を観ることができるなんて
そこには・・・笹野さん(バクマツ)のトランペットが響き渡り、串田さん(シロー)のクラリネットが踊るようにスイングし、そして歌姫・日出子さん(マドンナ)の甘くけだるい歌声が今、私の目の前に!!
いくらかふっくらとした日出子さん、本当にかわいらしい。あの独特のセリフ廻し、ふわふわゆるゆるのキャラは、四半世紀以上の時が経っても、永遠のマドンナです。
串田さんは最初いくらかお声が聞き取りにくかったものの、あの飄々としたシローはやっぱりあの当時のまま。
そして、バクマツ・笹野さんはもう生粋の役者!!ですね。笑いも泣きもすべてが備わっている。
リリーのセリフに「あの人は、かわいい人だ」というのがあったけれど、まさに・・・そんなバクマツそのものでした。
嫌味なほど理論的な弘田は小日向さん。最初の登場の際の付け毛に吹き出し、2幕で上海の影の支配者として登場した時のあの自信みなぎる存在感と、シローにさらりと阿片を勧める手際の良さ。
白井中尉の大森さんの、背筋のぴしっと伸びた軍服姿が凛々しく潔く、
大げさなほどに怪しい外国語?しゃべりのラリーさんの真那古さん・・・大好きなキャラ。
どの場面も、どのセリフも懐かしく、心に感じる言葉ばかりで。
たとえば・・・
まどかに別れを告げにくる白井中尉の「あなたに会えてよかった。」
・・・泣きました。
大切な大切な深い想いを、たった一言で表すとこうなるんだなぁ
そのあとの、まどかの編みかけのセーターに向かってつぶやく「おまえさん、行き先がなくなっちゃったね・・・」も
もちろん音楽も素晴らしい!!
日出子さんの「貴方とならば」・・・何年ぶりに聴いたでしょうか。
ビミョウに演奏と少しはずしてあって(もちろん意図的に)すっごく難しそう。
「ダイナ」も「月光価千金」も、みんなみんなモダンで小気味よくて。
ラリーの店「セントルイス」ではミラーボールの輝く中、ジャズマン達の宴が繰り広げられ、戦争という変えられない時代背景、軍人からの命令で「海ゆかば」を演奏しながらも、最後はジャズアレンジに変えてしまう辺りが気分爽快。
ラストシーン、シローの幻覚にオーバーラップするようにまどかの前にジャズマンたちが現れる・・・にぎやかで陽気なはずの「ウエルカム上海」の調べが、切なく哀しく胸をしめつける・・・

カーテンコールでは一列に並んだメンバーが「Sing Sing Sing」なんて演奏してくれちゃって・・・もう感激の涙!!
それぞれの楽器演奏は、あの当時、あんなにシロウトっぽかったのに
・・・ものすごく上手になっていて(なに様発言?)まるで本物のビックバンドさながら。迫力もんでした。
終演後のお約束のロビー演奏ライブでは「りんごの木の下で」と「ウエルカム上海」を。
私の隣では、私より少し年上であろう女性が♪ウエルカ〜ム〜上海〜と一緒に歌っていて、
“そうだよ、これってみんな絶対歌えるよっ!!”と別の視点でなんだかうれしくて。
あんなに何度も観て、あんなに何度も感動して、その度に泣いた舞台。
それでも、また、今こうして素直に涙が流れるような舞台って、あったんだ・・・
これって、すごい。
たしかにみんな歳をとって、若者と呼ぶにはキツイ役どころではあるけれど、この舞台はこのメンバーでなければ成り立たない舞台なんじゃないか、と思いました。
何と言ったらいいのか・・・この「上海バンスキング」はこのメンバーで演じることに意義があるのだと思います。
作品の素晴らしさはよくわかっているけれど・・・ヘタにイマドキのイケメンたちやギャルに軽々しく演じてほしくない、と思ったほど
すべてが懐かしく、すべてが愛しく、すべてが感動的でした。
・・・生きててよかった
こちらから、少しだけ舞台映像が観れます。Bunkamuraの特集記事
16年ぶりの奇跡のような公演ですが・・・私自身はたぶん1984年あたりが最後に観た公演だったと記憶しています(それ以降は、子育て専念期間でした
)つまり、この舞台『上海バンスキング』は25?6?年ぶり(?)ということに

『上海バンスキング』 2010.3.7(日) 13:30開演 シアターコクーン
正岡まどか(マドンナ)・・・・・・・・・・・吉田日出子
波多野四郎・・・・・・・・・・・・・・・・ 串田和美〔クラリネット〕
松本亘(バクマツ)/中国兵・・・・・・・・・・笹野高史〔トランペット〕
林珠麗(リリー)・・・・・・・・・・・・・・さつき里香
弘田真造/バンドマン/結婚式の客・・・・・・・小日向文世〔アルトサックス〕
白井中尉/バンドマン/中国兵・・・・・・・・・大森博史〔テナーサックス〕
ガヤンコ・ラリー/中国兵・・・・・・・・・・・真那胡敬二〔トロンボーン〕
方/バンドマン・・・・・・・・・・・・・・・・服部吉次〔アルトサックス〕
王/軍人横井/中国兵/バンドマン・・・・・・・・酒匂芳〔トロンボーン〕
シングリー・田口/藍衣の男/中国兵・・・・・・・内田紳一郎〔コルネット・ギター〕
レイモンド・コバチ/中国兵・・・・・・・・・・片岡正二郎〔バンジョー・ヴァイオリン〕
宮下/藍衣の男/結婚式の客/中国兵/バンドマン・・・・・三松明人〔トランペット〕
私服刑事/軍人平松/結婚式の客/中国兵/バンドマン・・・・小西康久
陸戦隊兵士木下/軍人藪田/藍衣の男/結婚式の客/譚/バンドマン・・・大月秀幸
田上医師/結婚式の客/荷担ぎ人夫/中国兵・・・・・・・・・・戸石みつる
サーシャ・スェトラーナ/ダンサー/中国使用人/中国兵・・・・稲葉良子
マレーネ・シュミット/ダンサー/結婚式の客/荷担ぎ人夫/中国兵・・・・阿部祥子
楊麓/中国兵・・・・・・・・・・・・・・・・・・玉井夕海
あの日のまどか/中国兵・・・・・・・・・・・・・サントス・アンナ
あの日のリリー/中国兵・・・・・・・・・・・・・木村智早
あの日のシロー/陸戦隊兵士/中国兵・・・・・・・・木村貴司
あの日のバクマツ/中国将校/陸戦隊兵士・・・・・・梶浦昭生
あの日のラリー/藍衣の男/陸軍兵士/陸戦隊兵士/中国兵・・・・近藤隼
あの日のシングリー/藍衣の男/海軍兵士/陸戦隊兵士/中国兵・・・・内藤栄一
あの日の宮下/藍衣の男/陸戦隊兵士/中国兵・・・・・・・佐藤卓
ミュージシャン
花島英三郎 (トロンボーン)
山本修 (ドラム)
山田ヒロシ (ベース)
(敬称略)
開演前の緞帳に描かれたおなじみの絵柄と“Swingin’g Jazz Musical Show!!”の文字にまず反応。
オープニング、客席から登場した笹野さんのトランペットを聴いた瞬間・・・胸に熱い想いがこみ上げて涙がにじんできました。
よもや、生きているうちに再びこの“伝説の舞台”を観ることができるなんて

そこには・・・笹野さん(バクマツ)のトランペットが響き渡り、串田さん(シロー)のクラリネットが踊るようにスイングし、そして歌姫・日出子さん(マドンナ)の甘くけだるい歌声が今、私の目の前に!!

いくらかふっくらとした日出子さん、本当にかわいらしい。あの独特のセリフ廻し、ふわふわゆるゆるのキャラは、四半世紀以上の時が経っても、永遠のマドンナです。
串田さんは最初いくらかお声が聞き取りにくかったものの、あの飄々としたシローはやっぱりあの当時のまま。
そして、バクマツ・笹野さんはもう生粋の役者!!ですね。笑いも泣きもすべてが備わっている。
リリーのセリフに「あの人は、かわいい人だ」というのがあったけれど、まさに・・・そんなバクマツそのものでした。
嫌味なほど理論的な弘田は小日向さん。最初の登場の際の付け毛に吹き出し、2幕で上海の影の支配者として登場した時のあの自信みなぎる存在感と、シローにさらりと阿片を勧める手際の良さ。
白井中尉の大森さんの、背筋のぴしっと伸びた軍服姿が凛々しく潔く、
大げさなほどに怪しい外国語?しゃべりのラリーさんの真那古さん・・・大好きなキャラ。
どの場面も、どのセリフも懐かしく、心に感じる言葉ばかりで。
たとえば・・・
まどかに別れを告げにくる白井中尉の「あなたに会えてよかった。」
・・・泣きました。
大切な大切な深い想いを、たった一言で表すとこうなるんだなぁ

そのあとの、まどかの編みかけのセーターに向かってつぶやく「おまえさん、行き先がなくなっちゃったね・・・」も

もちろん音楽も素晴らしい!!
日出子さんの「貴方とならば」・・・何年ぶりに聴いたでしょうか。
ビミョウに演奏と少しはずしてあって(もちろん意図的に)すっごく難しそう。
「ダイナ」も「月光価千金」も、みんなみんなモダンで小気味よくて。
ラリーの店「セントルイス」ではミラーボールの輝く中、ジャズマン達の宴が繰り広げられ、戦争という変えられない時代背景、軍人からの命令で「海ゆかば」を演奏しながらも、最後はジャズアレンジに変えてしまう辺りが気分爽快。
ラストシーン、シローの幻覚にオーバーラップするようにまどかの前にジャズマンたちが現れる・・・にぎやかで陽気なはずの「ウエルカム上海」の調べが、切なく哀しく胸をしめつける・・・


カーテンコールでは一列に並んだメンバーが「Sing Sing Sing」なんて演奏してくれちゃって・・・もう感激の涙!!
それぞれの楽器演奏は、あの当時、あんなにシロウトっぽかったのに
・・・ものすごく上手になっていて(なに様発言?)まるで本物のビックバンドさながら。迫力もんでした。終演後のお約束のロビー演奏ライブでは「りんごの木の下で」と「ウエルカム上海」を。
私の隣では、私より少し年上であろう女性が♪ウエルカ〜ム〜上海〜と一緒に歌っていて、
“そうだよ、これってみんな絶対歌えるよっ!!”と別の視点でなんだかうれしくて。
あんなに何度も観て、あんなに何度も感動して、その度に泣いた舞台。
それでも、また、今こうして素直に涙が流れるような舞台って、あったんだ・・・
これって、すごい。
たしかにみんな歳をとって、若者と呼ぶにはキツイ役どころではあるけれど、この舞台はこのメンバーでなければ成り立たない舞台なんじゃないか、と思いました。
何と言ったらいいのか・・・この「上海バンスキング」はこのメンバーで演じることに意義があるのだと思います。
作品の素晴らしさはよくわかっているけれど・・・ヘタにイマドキのイケメンたちやギャルに軽々しく演じてほしくない、と思ったほど

すべてが懐かしく、すべてが愛しく、すべてが感動的でした。
・・・生きててよかった

こちらから、少しだけ舞台映像が観れます。Bunkamuraの特集記事 










感想、早速拝見して又、当日の感動がこみ上げてきました…。
(*−−*)
>すべてが懐かしく、すべてが愛しく、すべてが感動的でした。
同感です!
この懐かしさを感じられるのは、年月を重ねてこそ。
歳を重ねるのも悪くないね…と思えました。
(^m^)
ご無沙汰いたしました
四半世紀前から、同じ舞台を観ていたなんて・・・
『上海バンスキング』・・・こんなにも素晴らしい作品に感謝感激です。
懐かしさの中で、こうして時を経たからこそ気づく切ない想いの数々を、また重ねて体感しました
本当に、永遠の名作ですね。
終演後のロビー演奏に集ったすべての人が、この舞台を愛してやまないのだ・・・と思ったらまたも涙が
TBもありがとうございました。
何と同じ日に観劇していたのですね。
コクーンの同じ空気の中で、同じ感想を共有していたかと思うと、とても嬉しいです。
私も網掛けのセーターに向かってまどかが呟く「行き場がなくなった」の台詞、大好きなのです。
本当に何度見ても色褪せない、素晴らし舞台です。
本当に本当に懐かしく、時が経っても素晴らしい舞台だということを実感した一日でした。
>網掛けのセーターに向かって
むしろ、自分が若かった25年前にはそのセリフの深さに気づけなかった・・・
華やかな音楽だけでなく、さりげない笑いだけでなく、人の心の機微というか、そんなものも感じさせる舞台でした。
まどかがシローに言う「私たち、一緒のお墓に入るよのね・・・」このセリフ、すっごく愛があって好き
あ、それから、花梨さんが書いていらした舞台『クスコ』!!私も観ましたよ!
これも日出子さんの女の情感がよく出ていて好きでした!!
自由劇場、やっぱり最高です
私も若かったときは、網掛けのセーターにもここまで頷けなかったです。
そして「私たち、一緒のお墓に入るよのね…」も!
私も今回再観劇して、この台詞に心を射抜かれてしまいました。
感動ポイントが余りに一緒なので、嬉しくて再度コメントしてしまいました。
何度も済みません…。
いえいえ、なんどでも語りたい!?
白井中尉とまどかの場面、本当に胸を打つものがありますよね。
日出子さんの、あの独特のお声で囁かれると、どのセリフもかわいくて、胸がきゅんとなりました。
平成生まれの若者には・・・理解できないかもしれないけれど(笑)
そんなところも、このオリジナル・キャストのすごいところかなぁ、と・・・