平成23年3月11日午後2時46分頃東北・関東沖で国内観測史上最大のM9.0の巨大地震が発生し(宮城県栗原市では震度7を記録)、死者・行方不明者が1万2千人を越す大災害となった。岩手県沖から茨城県沖にかけて400kmを越す広い範囲で地震が連続して発生したと言われ、高さ10mもの津波が押し寄せた海岸もあり、福島第1原発では1,2,3,4号全ての原子炉が損傷した。
当日、関東から見て富士山の裏側にあるここ静岡県富士宮市でも2時50分頃大きい横揺れが1分位続き、16年前の阪神大震災の時、川崎市内の社宅で経験した揺れと似ているので、この地震かなり大きいぞと家族と話していたのが、とんでもない現実になった。すぐ停電となり水道が使えなくなったが、貯めてあった雨水タンクの水が役立った。
その地震から4日目の3月15日夜10時31分、2階で寝入って居ると家がごとごとと揺れだした。枕元にある旧式のテレビが心配だったが、倒れることはなかった。地震が収まって1階に降りてみると、台所の食器棚のコップ類が横倒しになっており、書斎に置いてある洋箪笥のドアが開き、引き出しが半分くらい飛び出し、姿見が倒れていた。揺れの割に大したことはなかったと一安心し、ふと足元を見ると見慣れない直径20cmのガラス製の丸い物体がキッチンの前に転がっている。何処から来た物なのか皆目わからない。
翌朝、昨夜の地震は震源地がここ富士宮市で、震度6強と知った。
また、台所に転がっていた物体は、天井ファン(シーリングファン)の電球のホヤ(ガラスボールシェード)であることがわかった。地震で外れて高さ5mの所から床に落下する際、直下のソファーにソフトランディングし、床の絨毯の上にまた落ちて、地震の揺れに従ってころころ転がり、数m離れたキッチンの前に鎮座したらしい。築後14年間掃除もせず、上部がホコリで真っ黒に汚れてはいるものの、全く無傷の状態だった。
このホヤ様、時々は私を掃除するなりして大切にしてよと言っているようだった・・
写真は床上5mにある「天井ファン」とテレビの前に置いた直径20cmの「ガラスボールシェード」
当日、関東から見て富士山の裏側にあるここ静岡県富士宮市でも2時50分頃大きい横揺れが1分位続き、16年前の阪神大震災の時、川崎市内の社宅で経験した揺れと似ているので、この地震かなり大きいぞと家族と話していたのが、とんでもない現実になった。すぐ停電となり水道が使えなくなったが、貯めてあった雨水タンクの水が役立った。
その地震から4日目の3月15日夜10時31分、2階で寝入って居ると家がごとごとと揺れだした。枕元にある旧式のテレビが心配だったが、倒れることはなかった。地震が収まって1階に降りてみると、台所の食器棚のコップ類が横倒しになっており、書斎に置いてある洋箪笥のドアが開き、引き出しが半分くらい飛び出し、姿見が倒れていた。揺れの割に大したことはなかったと一安心し、ふと足元を見ると見慣れない直径20cmのガラス製の丸い物体がキッチンの前に転がっている。何処から来た物なのか皆目わからない。
翌朝、昨夜の地震は震源地がここ富士宮市で、震度6強と知った。
また、台所に転がっていた物体は、天井ファン(シーリングファン)の電球のホヤ(ガラスボールシェード)であることがわかった。地震で外れて高さ5mの所から床に落下する際、直下のソファーにソフトランディングし、床の絨毯の上にまた落ちて、地震の揺れに従ってころころ転がり、数m離れたキッチンの前に鎮座したらしい。築後14年間掃除もせず、上部がホコリで真っ黒に汚れてはいるものの、全く無傷の状態だった。
このホヤ様、時々は私を掃除するなりして大切にしてよと言っているようだった・・
写真は床上5mにある「天井ファン」とテレビの前に置いた直径20cmの「ガラスボールシェード」