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イラクに辛勝で期待つなぐ

2016-10-07 15:14:23 | サッカー
 イラク戦は1-1だったのを終了直前に得点し、辛勝してグループ上位を維持することができた。

 メンバーは、2列目を原口、清武、本田を、サイドバックの左は酒井(高)、右が酒井(宏)を配した布陣で挑んだ。立ち上がり間もなくコーナーキックからヘッドでシュートをしたが、ポストに阻まれた。
 両チームの激しい攻防が続いたが、実ったのは26分。原口が中央の深いところからドリブルで上がり、右前方の本田にパスをした。それをキープをしている間に清武が長い距離をフリーランニングでサイドにオーバーラップで駆け上がった。そこに本田がパスを出し、受けた清武がゴールエリア中央に走りこんでいた原口にパスを出すとヒールでキックし、キーパーの股間を抜けてゴールインした。
 この攻撃はハリル監督が掲げる縦への攻撃の一つの形であろう。それをカウンダ―で原口、清武が駆け上がり、本田のキープ力でためをつくって実現した。このチームの特長である縦へのスピードと連携が実ったものだ。とくに決めた原口のヒールのシュートはすばらしいものだ。本田のためをつくってのパスも、テンポを変えるプレーとしてこのチームには必要なものだ。

 もう1点を取って優位に進めたいところだが、容易に得点させてくれる相手ではない。イラクは47分右サイドをえぐってシュートをするも、GKがキャッチした。1-0で前半終了。

 後半立ち上がりはイラクが攻勢だった。15分イラクがセンターラインの少し前から右ファはロビングを上げたた。その高いボールをヘッドで決めて、1-1となった。
 日本は勝ち点3を取るために攻めたが、2本のシュートがポストに阻まれた。30分過ぎからイラクは引き分け狙いであろう、倒れてタンカー、あるいはキーパーが倒れてトレーナが入るといったことをした。このチームがよくやる時間を使う、あるいは主導権を相手に渡さないためのプレーをした。とくにキーパーが簡単にキャッチしたとたんに倒れるという、痛めたとは到底考えられないことをした。キーパーの故障はピッチに出さないでその場で手当をするルールなので、これによって時間を使い主導権を維持しようとする。相当時間を使ったと思ったらインジュエリータイムが6分だった。
 日本は何といっても勝つ、という気持ちを絶やさないで攻めた。吉田が左コーナー付近の深いところまで持ち込んで、ファルをもらう。残り時間1分ぐらいのところ、清武のフリーキックがコールエリアで両チーム選手が入り乱れているところへ上がって、それをイラクがクリアーした。そのボールがペナルティーアーク付近にこぼれ、そこにいた山口蛍(J2セレッソ大阪)のがインステップで地を這うシュートをして得点となった。勝利をしてグループ上位を維持したい日本の辛勝である。

 イラクは強いチームで簡単に勝てないとは思っていたが、これほど厳しい試合になるとは予想していなかった。ぼくはグループリーグ前半の山場は11日のオーストラリア戦だと思っていたので、勝利で勝ち点6ににしなければならない、と思っていた。
 思いのほか厳しい試合になったのは、日本のレギュラークラスの選手の不調、あるいは選手層の交代期に当たっているのかもしれない。レギュラークラスがヨーロッパのクラブで先発からナずれている、直前の帰国で時差調整のため体調が万全になれない、チームの全員そろっての練習が2日ぐらい前で足りない、といった問題がある。

 グループリーグ10試合で3試合終わっただけである。勝ち点はイラクとタイが0で、あと全勝しても21なので、2位以上は難しい。他の4チームはオーストラリアがサウジと引き分けたのでサウジと並んで7、UAEと日本が1敗で6である。この時点で上位4チーム下位2チームに分かれた。あと2試合ぐらいでもう1~2チームが下位になっていく。
 メディアでは日本は4位としている。その通りなのだが勝ち点で伝えなければ正確ではない。日本は勝ち点6であり、全勝ち点30で24~25ぐらいでW杯出場は可能と予想される。後1敗か2引き分けぐらいでもw杯は可能ではないか。突出したチームが出てくるか混戦になるかによっても勝ち点の下限が変わる。

 日本のスポーツはとかくトーナメントの思考があるので、内容まで立ち入ろうとしないきらいがある。
 初戦のUAEに負けると監督解任を騒ぎ立てる。初戦に負けてW杯に出場したチームが過去にないということを、盛んに報道した。監督や選手に内容や進行具合に関係なくストレスお与えることになるのだろう。
 本田が「日本のサポーターは『優しい』として、『サッカー見たくて見たくてち仕方がないという人が満員で来ているというわけでもない。日の丸を応援するというか、五倫好きとか、その感覚で応援している部分もあると思う』」(朝日新聞10月5日・水夕刊)といっている。ぼくがかねてから持っている問題意識と同じで、わかりやすく言っている。
 これはサポーターだけではない、メディアやサッカー評論などの専門家にもいえることで、選手という立場の本田の現状認識として言い当てている言葉である。グループリーグは勝ち点の争いなので、3月まで様々の条件が加わるだろうから不透明なところが多いので、追い詰められた感じではなく状況を見たほうが良いだろう。

 前半の最大の山場は11日のオーストラリア戦である。オーストラアはアウェーでサウジと試合をしている。試合準備として日本は、アウェーであっても時差がなく日本でコンデションをよくしているので、リスクは少ない。オーストラリアはヨーロッパ選手が多く移動と時差があるのをどう調整するだろうか。日本が勝てば、勝ち点9となり初戦のUAEの敗北の負担は解消される。

 イラクの監督が公式インタビューで、日本の得点がオフサイドの誤審、インジュェリータイムが長い、ピッチを出た選手の参加が遅い等と言っているが、これはすべて審判の判断の問題なので介入はできない。
 日本がUAW戦のゴールラインを超えて得点ではないかと異議を持ったのは、国際的にもゴール審判を置く方向になっているからであり、その問題とイラク監督の指摘は次元が違う問題である。

*この試合の視聴率は、3位19.1%(テレビ朝日)です。BS1でも放送したので、それも含めると高い視聴率である。

 
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