あきまきメキシコ日記

メキシコシティでのマッサージのお仕事について

サロン一時休業のお知らせ

2009-04-30 00:52:43 | Salon MAKIからのお知らせ
いつも当サロンをご利用いただき、ありがとうございます。

さて、このたびの豚インフルエンザの拡大とWHOの警告度の引き上げを受けて、当面の間、サロンをお休みにすることにいたしました。
外出によるお客さまのリスクと、無意識に自分が保菌者となっていた場合のリスクを考えると、休業が一番よいと判断したのと、今後の見通しがまだわからない状態ですので、不慮の帰国などに備えておくのがよいと考えました。

営業再開は、今後の状況をみながら、随時決めていきたいと思っています。
決まり次第、お知らせいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
大変な事態になりましたが、一日も早い収束と、みなさまの変わらぬ健康をお祈りしております。

豚インフルエンザ

2009-04-27 14:00:26 | Weblog
日記をすっかり放置していましたが、なにやら非常事態になり、お知らせも兼ねてアップします。なにやら非常事態、というのは、渦中にいる者なのに(者ほど??)よくわかっていないという変な現象があるように思うので。

豚インフルエンザの流行が知らされたのが先週金曜日のことでした。大使館から、外出をひかえるように、とか、マスクをするようにというお知らせが来たものの、正直、このときはまだ「ふーん」程度に思っていました。この日はサロンが休みだったので、午後いっぱい家でくつろぎ、夕方になって買い物にいこうとしていたら、政府機関に勤めるメキシコ人の友人から電話があり「想像以上に危ないので外に出るな」とのこと。また、別の友人からも、金曜夜のパーティを延期する、と連絡があり、日本の家族からも安否の確認メールがあり、だんだんこれは「大変なことなのかな?」と思い始めました。

土日はお仕事。お客さまが普通にいらっしゃいました。日本が政府専用機を飛ばせる準備をしているとか、駐在ご家庭の家族が一時帰国するとか、いろいろと情報をいただきました。私もそうですが、みなさん、ご自分の身の危険よりは、いきなりの報道への戸惑いと今後の状況の見えなさ(帰国は必要なのかどうかとか)から、警戒しながらも当面、様子見をしている感じです。というのも、インフルエンザ患者が実際、身の回りにいるわけではないので、結局みな、テレビなどの情報をたよりに「~らしい」などの憶測でしか動けないのです。他方で、町に出ればメキシコ人はマスクをしていない人もいるし、スーパーも買い物客で一杯で、3割くらいしかマスクをしていないありさま。昨日も夜、友人の車で移動していたら、いつもと変わらずレストランのテラスで祝杯をあげるメキシコ人のお客さんの姿が・・・。危機感のないメキシコ人の心境は、友人にいわせると、

・すべては政府かなんかのデマだと思っている(陰謀説)

もしくは

・人間、いずれは何かで死ぬんだしと思っている(達観)

なんだそうで、なんというか、国民性が表れているなあ・・と思いました。

あんまりまとまりがありませんが、そういうわけで今のところ、私はぴんぴんしていますし、サロンも通常通り開けていますので(避難勧告などがない限りは・・・)、どうぞご心配なく。(5月連休中も営業しています)。