ひょうきちの疑問

新聞・テレビ報道はおかしい。
2020年のアメリカ大統領選以後はムチャクチャ

米利上げ見送りか 26・27日のFOMC

2016-04-24 19:54:33 | 国際金融

2016.4.24(日)


日本経済新聞 朝刊 より
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO00030780T20C16A4NN1000/



米利上げ見送りか 26・27日のFOMC
輸出・設備投資振るわず 英のEU離脱リスクも

2016/4/24付  

【ワシントン=河浪武史】輸出や設備投資の停滞で米景気には減速懸念があり、
追加利上げの道筋は混沌としている。
イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は海外経済の下振れリスクを懸念して
「政策調整は慎重に進める」
と表明しており、
26~27日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げの見送りが濃厚だ。

 先物市場から算出する今回の利上げ予想はわずか2%だ。
イエレン氏は中国など海外経済の下振れリスクを不安視してきたが、世界市場は落ち着きを取り戻しつつあり、米株価も9カ月ぶりの高値水準にある。

 ただ「雇用が拡大して緩やかな成長が続く」(イエレン氏)とみていた米経済自体に停滞感がある。
輸出は4年半ぶりの低水準で、
企業の設備投資もマイナス基調だ。
米経済は2016年も2%台の成長率を維持するとの見方が強いものの、
アトランタ連銀は1~3月期の成長率が0.3%に急減速したと推測する。

 FRBは昨年12月に9年半ぶりの利上げに踏み切ったが、
その後は今年1月、3月とも追加利上げを見送ってきた。
当初は年4回を見込んだ利上げペースも
「年2回」と下方修正している。

 市場は27日に公表する声明文で、どこまで先行きの利上げシナリオに言及するかに注目する。

 6月14~15日に開く次回会合での利上げを有力視する見方があるが、
直後の23日には英国で欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票がある。
離脱を決めれば金融市場の混乱再燃は避けられないだけに、
FOMC内には「英国の国民投票の行方を見極めてから」との慎重論も浮かびやすい。


コメントを投稿