「憂鬱な朝」日高ショーコ先生

日高ショーコ作 「憂鬱な朝」に惑溺して抜け出せなくなったblog。

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その46 進展してる…のか -「憂鬱な朝」 日高ショーコ先生

2017-03-30 00:39:16 | 憂鬱な朝
ご来訪いただきありがとうございます。

今回は、二人の仲の進展について。

以下、ネタバレ含みます。(既刊7巻まで)

以降、よろしくお付き合いください。

*********************************

これまで智之は暁人様の元を何度か訪れています。
訪れたというより、暁人様の元に戻った、といったほうがいいでしょうか。

自分から久世家を出て行った割には、石崎総一郎の口車に乗せられ、暁人様に逢いたいという衝動を完全に抑えられていません。

ところで、ご存知かとは思いますが、総一郎って何気に感性が鋭い人ですよね。
ああ見えて、人心掌握術を心得ている。
暁人様への洞察もほぼ完璧。
石崎財閥を背負っていく素質充分といったところでしょうか。

さて、齢19歳にして、初めてのおつかい&初めての一人暮らしを体験した暁人様。
水仕事もひとりでこなせるようになりました。

世が世なら、暁人様は脇息にもたれつつ「よきにはからえ」で済むお殿様なのですから、智之が暁人様を心配する気持ちもわからないではないんですよね。
しかし、実際は、暁人様は想像以上にたくましい人でした。

さて、総一郎の言葉をきっかけに、借家住まいの暁人様の元に向かった智之。(4巻16話)
この時再会したふたりは、ただ見つめ合うだけで、智之は落ち着いてじっくりと家の中を観察する余裕すらありました。

その数か月後、鎌倉別邸でのふたりは情熱的になります。
智之の姿を見た暁人様は下駄を履くことも忘れ、文字通り、智之の元に飛び込んでいきます。
暁人様の指先が、目の前にいる智之を求め伸びていく。
智之をきつく抱きしめる暁人様と、その想いに応えるように暁人様にキスする智之。(7巻38話)
まるで映画のような印象的なシーンです。
16話も38話も久方ぶりの再会という状況であったわけですが、ほんの数か月でふたりの反応は大きく変わっています。

暁人様の計画をまだ知らない智之にとって、久世家の展望が不透明なまま暁人様の気持ちを受け入れることは、我々の想像以上に複雑な心境であったと思います。
しかし、衝動に突き動かされて暁人様の元へ向かう智之。
一方、智之のことをずっと待ち続けてきた暁人様。
鎌倉別邸のこの再会によって、ふたりの距離がさらに近づいたことを我々に感じさせてくれます。
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