貧乏庶民の法的思考2

びんぼうしょみんのリーガルマインド2

当番弁護

2017年04月20日 | 刑事事件
昨日は当番弁護で出動したわ。
逮捕されたら、とにかくすぐに弁護士を呼ぶこと。正確には、警察官に言って呼ばせること。何かに署名押印する前にね。
弁護士費用については心配しなくていいから。
警察官は、被疑者には弁護士を呼ぶ権利があることを最初に告げにゃならん。
それがどこまで実行されているか、ちゅう問題もあるが、普通の人は逮捕されたら頭がパニクってるから、たとえ実行されても頭に入らん。
よくあるパターンやな…
それで、「やってない」のに「やりました」という調書に署名押印しちゃうのよね。
警察も、すぐそういう調書を取るからね。被疑者の記憶が鮮明なうちに取るということだろうけど、まず弁護士に相談させてから、ということにしてほしいところね。
まあ、そんな甘い対応はしてくれないんだけど…
警察というのは、敵なんやで。そこを普通の人はわかっとらん。普段、健全な市民として暮らしている人ほど、全くわかっとらんのや。
逮捕された瞬間から、目の前の警察官は、あんたの敵なんや。警察官はあんたを犯罪者と認定済みで、いかに自白調書を取るか、それしか考えとらん。
それは、その警察官が悪人だからじゃなくて、警察官とはそういう仕事なんや。
「やりました」という調書に署名押印してしまった場合、それを引っくり返すのがどれだけ難しいか。世の中の冤罪事件のほとんどは、「やりました」という調書があるのよ。
「やってない」のに「やりました」という調書に署名押印する。これがどれだけ「起きやすい」ことなのか、これも普通の人はわかってないわよね。自分がその立場になって、初めてわかるんだけど…
時既に遅し、やな。逮捕されて狭い部屋で警察官に囲まれて、調書への署名押印を平然と拒否する。これができるのは、893と弁護士くらいやろ。普通の人には無理や。弁護士の助けを借りて、ようやくなんとか…というところなんや。
ただし…
ただし?
本当にやったのなら、素直に「やりました」と言うことを勧めるで。
やってない件でもやったとして有罪にもっていくのが警察・検察やからな。本当にやった件でそれを免れることは到底できん。
抵抗しても何もいいことはないで。
まあ、それはね。
真相は本人にしかわからないから、そういうことを言っても仕方ないけどね。
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