考へる足(じゅん日記)

我踊る 故に我有り

酒好の昼から飲むや百日紅 子規

2017年08月19日 06時10分57秒 | Weblog

チュース! ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪じゅんです。

 

盂蘭盆会過ぎても、そこここに百日紅の赤と白が、咲き続けてますね。

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◇「酒好の昼から飲むや百日紅」  正岡子規

◇「散れば咲き散れば咲きして百日紅」 加賀千代女

 

なあーんとなくパッとしませんな、百日紅の俳句は(´ε`;)ウーン…

子規の句は、昼酒の句としては、良いです。じゅんは好きです。

 

◇「百日紅町内にまたお葬式」  池田澄子

「今年また生きて残暑を嘆き合う」 池田澄子

「よし分かった君はつくつく法師である」  池田澄子

 

池田澄子さんの句は、いつも死を意識してるような、何となく恐ろしげなところ、ありますな。

先週、じゅんの町内にも、葬式がありました。

 

◇「壯年すでに斜塔のごとし百日紅」 塚本邦雄

 

この花木を詠むには、やはり個性際立つ人の手によるしか、ないのでしょうかね(゚д゚)(。_。)ウン

塚本邦夫の俳句、歌に比べてあんまり好きじゃなかったっすけど、この句は良いと思いました。

 

中国では百日紅は「紫薇花」と呼ばれてるそうです。

 

 「紫薇花」 白居易
 
    綸閣下文章靜、   絲綸閣の下 文書静かにして、
    鐘鼓楼中刻漏長。   鐘鼓楼中に刻漏の長し。    
    独坐黄昏誰是伴、    独り黄昏に坐するに誰か是れ伴なる、
    紫薇花対紫薇郎。    紫薇花 紫薇郎に対せり。

 

    中書省には、詔勅の文書が積まれ、辺りは静まり返っていて、
    鐘鼓楼では、時を告げる水時計の音が長い時間、聞こえてくる。
    私が夕方、中書省に一人座している時に、誰が相手をしてくれるだろうか、
    紫薇花だけが、紫薇郎に向かい合ってくれる。
 
 
                     「漏刻」
 
                 イメージ 16
 
 
「絲綸閣」とは「中書省」、別名「紫薇省」。
「紫薇省」と呼ぶのは、この花を愛した玄宗皇帝が、中書省の庭に「紫薇花」を多く植えたからと言いう。
 
 
 
     イメージ 15
 
 
「見紫微花、憶微之」 白居易
 
 
     一叢暗澹たり、將た何にか比せん、
     淺碧帬に籠めて、紫巾に襯す。
     微之が見ば、應に愛すべきを除却して、
     人間に花を別つ人有ること少なし。
 
 
 
     ひとむらの薄暗く淡く咲いている紫微花は、何に喩えたら良いか。
     淺碧色に包まれた裾に紫の手巾を添えているようだ。
     微之が見たなら、きっとこの花を愛するだろう、
     彼を除いて世に、この花の美しさを分かりあえる人はいない。
 
 
今朝は、逝く夏を思って、個人的な感慨に耽ってしましました(。-人-。) ゴメンネもう秋が来たような長雨の毎日なので、なんか鬱陶しくてね(´Д`)ハァ…
 
 
◇ 秋霖の昼のビールを飲み残す  じゅん爺
 
 
残暑の、かっと照り付ける陽射しの中の百日紅を見たいと,切望してます。
 
 
再見!!!(^.^)/~~~またね~( ´Д`)ノ~バイバイお気軽にコメント、どぞっ_(._.)_
 
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