浄福寺・お寺のいろいろ日記

福岡県豊前(ぶぜん)市・下河内(しもかわち)浄土真宗本願寺派・上毛組(こうげそ)浄福寺の坊守の日記です。

病院。

2017年04月05日 | Weblog
今日もブログを見てくださり、ありがとうございます

この度のお産は、近隣の総合病院にお世話になりました

退院して一週間後、母乳外来で再び病院を訪れた際、今までとは全く違う気分を味わいました。

それは、「次にこの病院に入院するときは、きっと何かの病気で入院するんだ…」ということ。

入れ替わりはありましたが、私が入院している際、常に3人の赤ちゃんがいました

ということは、「おめでとうございます」と言われるのも、とてもハッピーな気持ちで眠りにつくのも、あの大きな病院で、きっと3人だけだったと思うのです。

私自身、同じ病院で、大切な人や知り合いの方の苦しむ姿に、何度も涙したことがあります。

癌のお父さんを看取った友人が、「病院には独特な雰囲気があって、帰るときはいつも生気を吸い取られた感じだった」と言っていました。

家族を看病したり、介護しなければならない日がやってくる。

私が病気になる日がやってくる。

妊娠・出産という幸せが見えなくさせていたもの、鈍感になっていた自分に気づかされました。


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2 コメント

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Unknown (S)
2017-04-05 21:44:12
家族を持つという事は、家族を失うのが決定するという意味ですよね。
私の育った家は、最大12人の大所帯だったのですが、あっという間に死別しまして、今は私と伯母との2人しか残っておりません。
Sさんへ (akiko)
2017-04-07 10:38:56
悲しいけれど、そうですね。
コメントを読んで、少し前の朝ドラ「カーネーション」で、晩年の主人公が、「この家でたくさんのものを築いてきたはずなのに、たった一人になってしまった」というような台詞を思い出しました。
手のひらですくった水が少しずつこぼれていくように、年を重ねなければならないのですね。