カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

夜の生きもの oct2016

2016-10-14 | エッセイ

数日前の夜、ウォーキングに出た。道路に人通りはない。静かだった。歩き始めてまもなく、歩くすぐ先の道角から猫が飛び出してきた。全速ではなかったが何かから逃れてきている走り方だった。するとそのすぐ後から今度もまた猫が飛び出してきた、と思ったのだが、その飛び出してきた動物を見ると、それがタヌキだったのだ。猫に続き角を曲がり、たった今僕とすれ違ったその猫を追いかけてかなりの勢いでこちらに向かって走り始めた。丸々と太ったタヌキで、それが体をうねらせるように走り出したのは良かったのだが、すぐにこちらに気が付いたらしく、あっという間に体を反転させてまっすぐ後ろへ向かって逃げ始めたのにはその俊敏さに逆にこちらが驚いた。タヌキというのは夜の暗がりでも瞬時に人間を見分けるようだ。こちらは静かな感じで歩いていたのだけれど。こちらそのまま歩き、角を曲がって見通すと、道の上には葉っぱが一枚、などという昔話のようなことはなく、道に動くものは何も見られず、しんとした空間が広がっているのみだった。おそらく、道脇に小さな森のような茂みがあったからそのあたりに逃げ込んだのだろう。巣があるのかもしれない。タヌキの巣に猫が近づいてそれをタヌキが追いかけ始めたということのようだった。そのあたりは閑静な住宅街である。まだタヌキが住んでいるらしい。これからもまた見かけるかもしれない。






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