「絶対彼氏」 第１１話(最終話）

感想は１・２回しかＵＰしませんでしたが、見続けていたドラマです。

コミックが原作で、理想の彼氏がロボットで・・・・・
って、ありえないことかもしれない（何十年か後には可能？）けど、
最終回の昨日は、泣けちゃいました。

でも、ただ哀しいと言うのではなく、ナイト（速水もこみち）の、
梨衣子(相武紗季）に対する愛の深さに感動し、
終わり方も、何だか未来につながる希望みたいものが感じられて、
不思議と爽やかな後味でした。

この前から続いていたナイトの発熱も、初期化が出来ないことも、
ナイトの梨衣子に対する愛情から、
自分の中から梨衣子の事が消されてしまうことを拒絶し、
梨衣子を愛する創志(水嶋ヒロ）の気持ちと、梨衣子の彼への気持ち、
そして自分の気持ちの葛藤の結果かな？

それでもナイトは自分の寿命（？）をちゃんとわかっていて、
自分の機能が停止する前に、
ちゃんと周りの人たちに、今までの感謝の意を伝え、
自分のＩＣチップが焼け焦げるくらいのエネルギーをかけて、
梨衣子の事を記憶にとどめ、ちゃんと梨衣子に最後のメッセージを残し、
そして、自分には出来なかった梨衣子と”歳を重ねていく”ことを、
創志さんに託していきましたね。

愛する梨衣子が、
これからも幸せに、笑って生きていけるようにというナイトの気持ちに、
泣けちゃいました。

特に最後のデートでの、ナイト目線の梨衣子を映し出した映像と、
ナイトのメッセージの部分に・・・・・・。

梨衣子もちゃんとそんなナイトの気持ちを受け止め、ちゃんと笑顔で、
前に一歩踏み出し、パリにパティシエの修行に行くことにしたようですね。
ナイトの残したＩＣチップをお守りに・・・・・。

その傍らには、ナイトから、
”梨衣子が泣いている時は傍にいてやって欲しい”と頼まれた創志もいて、
何だか未来に希望が持てる終わり方で良かったです。

クロノスヘヴン社としては、
自分の意志を持ってしまったロボットは危険なもので、
初期化or廃棄処分しようとしていたのでしょうが、
最終的にはナイトの梨衣子への愛情の勝利と言うことでしょうか？

結局、全機能が停止してしまったナイトを、
廃棄せず保管しておいてくれることになったようですね。

梨衣子が編んでくれた赤いマフラーを首にかけ、手には四葉のクローバー。
ケースの中に横たわるナイトの満ち足りた表情。

何年か後に、岳(佐々木蔵之介）が、ナイトを直す方法を見つけて、
ナイト復活！なんてことになったりして・・・・・・・


速水もこみちくんの”ロボット演技”に違和感が無く、
凄く合っている感じが良かったかな？

また相武紗季さんの、最初はロボットに戸惑い、
だんだんナイトに惹かれていく感じも良かったです。

何よりドロドロしていない、純粋で可愛い恋物語の感じが、
良かったですね。




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