ぶっちゃけ…独り言?

日記と言うよりも雑記…映画とか漫画の感想やらスポーツの観戦記やら、そりゃもう思いっきり雑記です。

アメリカン・スナイパー

2015-03-09 | 映画 あ行
7.5点(10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

常にワタクシを満腹にさせてくれる巨匠クリント・イーストウッドの最新作で御座います。
今回もワタクシの満足度は確実に高いであろーと、そりゃもう、期待に生まれたての子馬の如くプルプル震えつつ、かと言って題材が題材だけに、しかもイーストウッド大先生も大分いー年ぶっこいてきてるので(暴言)、もしかしたら多少なりともやらかしてるんじゃないかと思ったりも・・・
いやまぁ、何となく気分的に、重過ぎたら嫌だなぁ~と。
感想でドクに突っ込まれるくらいヘビーを連呼しちゃうよーな作品だったら嫌だなぁ~と。
そんな事も思いつつ観させて頂きました。
で、どーだったかと言うと・・・

うん、ずばり傑作でしょう。

いや~~~、枯れないですね、全然。
相変わらず、人を描かせたら抜群で御座います。
でもって、相変わらず、過剰な演出をしなくてもきっちりとメリハリが付けられ、かつ、あくまでも”映画”であること、決して単なるドキュメンタリーフィルムではないことを踏まえて作られていて、いー意味で娯楽性を失っていないんだから流石としか言いようがないですね。
ほんと、イーストウッドの”らしさ”が遺憾なく発揮されまくってました。
てか、比較的淡々と進んでいくのに、これっぽっちもダレたりしないし、飽きさせたりもしないってのも、本当に凄いなぁ~と。
ま、敢えて皮肉っぽい言い方をすると、決して優秀なストーリーテラーではないので、おおよそ2時間程度で人を描きるっていう、いつも通りのスタンスではあるんですけどね。
でもまぁ、それで常に面白いですし、イーストウッド監督のスタイルなわけですし、今回も面白かったのでOKなんじゃないでしょうかね。

主演はブラッドリー・クーパー。
いや~、良かったんじゃないですかねぇ。
とても『ハングオーバーシリーズで大馬鹿かましてた(もちろん役なんですけどね。)人と同一人物とは思えませんでした。
共演はシエンナ・ミラー。
ワタクシ的にはシエンナと言えばギロリーなのですが、そのギロリーが結構な劣化っぷりを見せているので、今度からシエンナと言えばミラーになりそーな予感です。(ってなんのことやら・・・)

てわけで、心配されたトゥーマッチヘビーなところは一切なく、またしてもイーストウッド監督に唸らされることになったこの作品。
こりゃ、パスしちゃってた『J・エドガー』と『ジャージー・ボーイズ』も観ておいた方が良さそーですね。


アメリカン・スナイパー@ぴあ映画生活


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