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NHK大河ドラマが、つまらない

2017-08-13 | 日記
NHK大河ドラマ。
つまらない。

昔はもっと面白かった、などと言ったら、年寄り臭いけど。
でも、昔の方が面白かった。

それで、なぜ面白くなくなったかを考えてみると、以下の3つの理由が考えられる。

1、ダイナミックな戦闘シーンがほぼなくなった。戦いの勝敗がナレーションで読み上げられるだけ。
2、英雄の痛快な活躍は、めったに描かれない。秀吉は大悪人、信長は半狂人、平家の公達は小汚い。
3、妙に女が強い。結果、時代ゆえの女性の悲哀は描かれない。

時代劇に、現代の価値観を持ち込んで、平和的、民主的、男女同権。
結果、いかに「劇」とはいえ、時代のリアリズムが感じられなくなってしまった。

才覚一つで下層から出世していく、秀吉の人間的魅力と、上り詰めた後の虚無感と老い。
「太閤記」の醍醐味はその辺りである。
オーソドックスな「太閤記」を、今の若者は知らないのではないか。

きらびやかな平家の栄華あっての、没落の悲哀があるのだし、
一族の駒として生き、壇ノ浦で死にきれず零落する建礼門院の哀れは
男女同権の世界観の中では、描き切れないだろう。

さらに上の3つに付け加えれば、エロティックなシーン、残虐なシーンは、すっかりなくなった。
これもあるかもしれない。

むかし、「風と雲と虹と」では、吉永小百合演じる高貴な姫君が、戦乱の中で略奪され、陵辱されることを
暗示するシーンが、きちんと描かれていた。

切腹、打ち首、磔、晒し首、など、戦国モノには付きものだった。

そういうものがなくてはリアリティを感じられない、という方が異常なのだ、と言われれば、
そうかもしれない、とも思う。

しかし、そういうものを一切排除した時代劇で、一体何を描きたいのか、と、反論したい。

本当に、一体何を描きたいのだろう。

英雄的な人物もいない。
運命に翻弄される女もいない。
実際にあった戦闘も描かれない。

ただ、時代劇の衣装を着て、現代の価値観に則った劇を演じるなら、50週みるのはきついのである。










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