AKI-FIELD

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愛国のかたち 映画「パトリオット・デイ」

2017-06-15 | 映画
2013年のボストンマラソンの爆破テロの顛末を描いた映画「パトリオット・デイ」

犯人を果敢に追い詰めていく警察、FBIなどの活躍と、傷つきながらも雄々しく立ち直っていく人々を
感動的に描いた作品。

ここで強調されているのは、平和に暮らしている「善良」な人々の生活をおびやかす「悪」に立ち向かう
アメリカ人の「正義」「勇気」である、と、前の記事に書いた。

実話であるだけに、感動的なのである。

しかし、この切り口。どこかで見たような・・・

というよりは、これはアメリカ人が大好きな、古典的なパターンなのではないか。

幌馬車の善良な白人家族を襲う野蛮なインディアン。
勇敢にたたかう騎兵隊。

開拓民に因縁をつけるならずもの。
命がけで善良な人々を救うカウボーイ。

ユダヤ人を虐殺する狂気のヒトラー。
ヨーロッパを解放するアメリカ軍。

圧倒的な破壊力を持って地球を侵略する宇宙人。
一致団結してたたかう地球人。(リーダーはもちろんアメリカ人。)

そして、

平和な街を爆破するムスリムのテロリスト。
勇敢に立ち向かう警察と市民。

そこに介在するかもしれない「相手の事情」が語られることはない。

「宇宙戦艦ヤマト」だったら、滅びゆくガミラス星の事情くらいは描かれたものだけど。






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